F1を目指す角田裕毅ですが、バーレーンの予選でいきなりスピンしリタイア!!!
タイムも記録できず、絶望的な状況となりました。
F2で最後尾から上位入賞は非常に厳しいので、レース1はノーポイントになる可能性もあります。レース1で下位ならレース2も下位スタートになるためこれまた厳しい。
角田はセクター2とセクター3の境目にある高速コーナーでスピン。そのままリタイアしました。
Tsunoda is OUT of qualifying ❌#BahrainGP 🇧🇭 #F2 https://t.co/PaLsS3hDO5 pic.twitter.com/0UswXLOuNr
— Formula 2 (@FIA_F2) 2020年11月27日
つい先日の記事で、私は「ランキング3位が手からこぼれ落ちるというのは割と起こりやすい」と書いたのですが、早速それが現実のものになりました(笑)
角田はイギリスでもこういったスピンでレースを棒に振っており、筆者は角田に安定感がないということを常々指摘してきたのですが、それがバーレーンでも出てしまったようですね。
来シーズンでF1にデビューできなければ、レッドブルはユーリ・ビップスの方を育成ドライバーとしては優先するでしょう。その場合、角田は日本に帰国という事も十分考えられます。
今回の予選でのスピンはレッドブル側の評価をかなり下げたかと思います。
フェラーリ育成のカラム・アイロットは今シーズンで5回のポールポジションを獲得して安定した走りを見せているので、相対的に角田がF1に相応しいのか判断されるでしょう。
一方で、ヘルムート・マルコのプライドもあるというのは念頭に置く必要はあります。
単独スピンというのは誰かと接触するよりも、チームの士気を下げるのでやってほしくない事No.1なんですよね・・・。ゆえに評価を下げやすい。