F1バーレーンGP
今シーズンで最もメルセデスがぶっちぎりで優勝する可能性があるサーキットです。
ストレートが多く、明らかに他を圧倒しているメルセデスパワーユニットが真価を発揮します。
最終コーナーや1コーナーはストップ&ゴーの特性なので、このあたりもメルセデスが得意とするレイアウトです。
さらに、ティルケ特有のいやらしいコーナーも多数あり、コーナリングにも優れたメルセデスは有利です。
そしてライバル勢ですが、レッドブルはここを苦手としており、V6ハイブリッド時代には1回も勝てていないどころか、表彰台にすら乗れていません。今回もかなり苦戦するでしょう。
フェラーリはここを得意としているものの、今シーズンは昨年ほどパワーがあるわけではないので相手になりません。
理論上、レーシングポイントはここで速いはずですので、タイヤ戦略さえ間違わなければ上位入賞はありそうです。
さらに、バーレーンは各チームがデータをたっぷりと持っており、気温もヨーロッパよりは遥かに高いので予想可能なコンディションで戦えます。
ピレリが持ってきたタイヤも比較的コンサバです。
メルセデスはタイヤにも優しい車なのでタイヤ摩耗は心配無用。自分達がタイヤ摩耗で苦しんでいたら他はもっと苦しんでいるという状況になるでしょう。
トルコのようにトリッキーな状況になりにくいという事です。
これらの点を総合すると、メルセデスがこれまで以上に実力を発揮できるサーキットだと言えます。メルセデス2人のどちらかが優勝する確率は99.99%くらいでしょう。
ということで、ハミルトンの年間13勝という記録に1歩、2歩近づいたことになります。というかF1通算100勝の記録にも徐々に近づいていっています。