F1イタリアGP決勝。
アルファタウリのガスリーが優勝しましたが、同じホンダPUユーザーのレッドブル、フェルスタッペンはトラブルでリタイアしました。
フェルスタッペンは赤旗後、パワーユニットに問題が発生し、次々に順位を落とし、色々試したものの解決できず最終的にリタイアしました。
フェルスタッペンは無線で「このクソエンジンふざけるな」と激怒。
フェルスタッペンは今年の開幕戦でもPUトラブルでリタイアしていますからね。
ちなみに2019年はフェルスタッペンにPUトラブルは1度もありませんでした。ベルギーのリタイアはクラッシュでしたし、日本GPでのリタイアも接触でしたので。
しかし今年は2回のリタイア共にPUトラブルでした。 これは怒りますね。
今年のホンダPUが信頼性の問題を抱えているという記事を以前に書きましたが、今回のフェルスタッペンのリタイアでそれが証明された形になりました。
ヤバそうな「予兆」 というのは前の段階で出てくるものですね。
V6ターボ初期ではリタイアするマシンが多かったですが、最近ではPU絡みのリタイアは少なくなっていますから、チャンピオンシップに致命的と言えます。
ある意味今年のレッドブルのマシンがあまり速くなくてホンダは助かった?
もしメルセデスと戦えるペースがある車だったら、こんなPUトラブルでリタイアしてたら本当に怒り狂ってるでしょうからね。
ガスリーにトラブルが出なかったのは運が良かったのではないでしょうか。
ちなみにマグヌッセンもPUトラブルでリタイアしたようですが、彼にとっては今シーズン初のPUトラブルらしいです。マグヌッセンは何度もリタイアしているイメージがありますが、これまでのリタイアはクラッシュかブレーキトラブルだったので。
フェラーリPUのトラブルはスペインでのルクレールと今回のマグヌッセンの2回だけのようです。3チームに供給していることを考えると信頼性が高いですね。パワーが不足してますけど。