2020 イタリアGP
アルファタウリのピエール・ガスリーが優勝しました。
フランス人としては96年のパニス以来。
マグヌッセンがピットレーン入り口でストップ。
セーフティカーの際にハミルトンがピットストップしたのですが、ピットレーンがクローズ状態だったため10秒のストップ&ゴーペナルティ。
ガスリーはアクシデントの直前にピットストップしておりセーフティカーで一気に順位アップしました。
ハミルトンのペナルティですが、ピットレーンクローズのタイミングがセーフティカー出動のタイミングと10秒ほどずれており、メルセデスチームがハミルトンにピットレーンクローズを伝えられなかった可能性があります。
また、ピットレーン入り口のボードがわかりづらすぎるというのもあったようです。ピットとは反対側に設置されていたとか・・・。
来年はもっとわかりやすいシグナルが設置されるのではないでしょうか。
ハミルトンがとことんついていなかった、ガスリーにとことんつきがあった。
ボッタスが中段に捕まっていたというのもメルセデスの敗因となりました。
また、今回からPUのモードの変更が禁止されたため、ボッタスがノリスを抜けなかった事もガスリーやサインツを助けました。
ガスリーがストロールをリスタートで抜いて、サインツの猛追を耐えたのは素晴らしかったです。
ペナルティのおかげでハミルトンの"本気"の走りが見れたのですが、トップを走行していたガスリーより2秒近く速いという凄まじいペースでした。
普段はタイヤを守ってますが、今回はペナルティを貰ってからは全力で行ってたみたいなので、そんなペースで走られたらボッタス以外が周回遅れになってもおかしくない。
「1周で2秒は引き離せる」というチームラジオが衝撃的でした。
フェルスタッペンにパワーユニットのトラブルが出てリタイアしていましたが、同じトラブルがガスリーに出なかったのは幸運だったと言わざるをえない。
裏Driver of the Dayは当然ながらマグヌッセンでしょう・・・