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2021 F1サウジアラビアGP予選 メルセデスがフロントロー独占。フェルスタッペンは最後のアタックで痛恨のミス

超高速のジッダ市街地コースで行われるサウジアラビアGP。

 

ルイス・ハミルトンポールポジション、ボッタスが2番手でメルセデスフロントローを独占しました。

 

 

ボッタスは散々な土曜日だったにも関わらず2番手タイムを出しました。予選前にボッタスの車に燃料漏れが見つかり、ボッタス車はPU交換。ただし、以前に使っていたものなのでペナルティは無し。

また、予選中にミスファイアを訴え車をピットレーンに止める場面もありましたが、結局復帰しました。詳しくはまだわかっていませんが決勝までには何かしらの情報は得られるでしょう。

 

ボッタス100戦連続Q3進出

ボッタスはメルセデス入りしてから100戦連続でQ2を突破しQ3に進出したことになります。

 

 

Q1から非常に速かったフェルスタッペンがポールポジションを取るかと思われたQ3。最後の最後にドラマが待っていました。

フェルスタッペンは最終コーナーでタイヤをロックさせてしまい、コーナーは立ち上がれたものの右リアがウォールにヒット。サスペンションが壊れてタイムを記録できず。

ギアボックスやドライブシャフトがどうなっているのかは気になるところ。

 

4番手にはミラクルと言ってもいいかもしれない、フリー走行でクラッシュしたルクレールが今回の予選で好調だったペレスを上回りました。

予選にドライバーオブザデイがあったらルクレールでしょうね。

 

フリー走行から速かったアルファタウリのガスリーが順当に6番手。

 

角田はついに速く走るコツを掴んだか、ガスリーから0.3秒遅れで8番手。さらにミディアムタイヤでのQ2突破。ただし、7番手のノリスと0.3秒の差があります。

条件が違うのでカタールのような事にはならないと思いますので普通に走って戦略も間違わなければポイントは確実でしょう。

 

ジョヴィナッツィは見事なアタックでQ3に進出。10番手となりました。

 

サインツは15番手Q2敗退。

 

 

案の定、スローラップの車をかき分けてアタックするような予選になっていました。

 

決勝に向けてハミルトンは一つ隙を作りました。ハミルトンはQ2でミディアムタイヤが最適な温度にならなかったためか何度もアタックしており、8周オールドのタイヤでスタートすることになります。

一方フェルスタッペンは4周オールド。ハミルトンより摩耗が少ないタイヤでスタートすることができます。

また、PU交換をしたボッタス車が何事もなく走りきれるのかは少し疑問が残ります。

 

何より決勝はアクシデントとそれに伴うセーフティカーが命運を握るでしょう。

F2ではクラッシュも多く複数回セーフティカーが出ていました。オーバーテイクは非常にリスクがあります。

F1ドライバーはF2ほどリスクを取らないとは思いますが、初開催・高速・壁が近い・ランオフエリアの少なさなど、何が起きてもおかしくないコースです。

F1ドライバーニコ・ロズベルグが、自分が現役の時にサウジアラビアGPがなくてよかったと言うくらい危険なコースのようですね。

 

シングルファイルになってしまうとオーバーテイクは難しそうでしたが、セクター3のストレートでDRSを使って近づいて最終コーナーからのトラクションの良さを生かしてホームストレートで仕掛けるというのが正攻法だと思われます。

 

スタート直後やリスタート後はかなり激しくなると思われます。順位変動があるでしょう。

 

フリー走行でのロングランを参考にすると意外とタイヤは持ちそうですが、2ストップが完全に排除できるかは怪しい。

 

予選の速さを考えるとフェルスタッペンはメルセデス2台についていくことは容易にできるでしょう。ピットストップのタイミング、さらにはボッタスとペレスの位置も勝敗を左右しそうです。

 

ルクレールがペレスから順位を死守するのはかなり厳しいと思われますのでルクレールVSガスリーVSノリスが注目です。前で何かあれば角田にもチャンスはあるか。

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