初開催となる超高速市街地コース。
金曜日はハミルトンが両セッション共にトップタイムを記録。
FP2ではミディアムタイヤでアタックしたメルセデス勢がトップ2に。
FP2終盤ではルクレールが22コーナーでクラッシュ。
Charles Leclerc is off into the wall at Turn 22
— Formula 1 (@F1) 2021年12月3日
He is out of his car and confirms he's okay over the radio. The session has been red flagged and will not be resumed#SaudiArabianGP 🇸🇦 #F1 pic.twitter.com/KWRttUcl0W
市街地コースなのにほぼ全開の高速コーナーがあるため、ルクレールのように餌食になるドライバーが予選や決勝で出てきてもおかしくありません。
ある意味そこが注目ポイントになるでしょう。
当然、セーフティカーが何度も出るというような状況も考えられます。
FP2ではガスリーがトップと0.08秒差の3番手タイム。
まだトップ2チームはマージンを残していそうです。
マクラーレンの車との相性は良さそうなサーキットですが、フリー走行では鳴りを潜めています。
FP1では滑っていた車も多かったですが、各チームの想定よりはグリップがあるようですね。
その他の注目ポイントはまだ未完成のサーキット周辺と、ハミルトンの「ブラジルエンジン」、予選でのトラフィックパラダイスでしょう。ブラジルでハミルトン車に載せられたICEはカタールでは使われていません。レッドブルは「ロケットエンジン」と呼んでいるようですが。
コース幅が狭くランオフエリアもあまりないですから予選のトラフィックは酷いことになりそうです。
フェルスタッペンがポールを取るにはストレートスピードを犠牲することなく中高速コーナーをメルセデスより速く走るセットアップを見つけることくらいでしょうか。
フリー走行ではメルセデスと他のチームとの差は大きくありませんでした。ギリギリまで攻めた時にどうなるのかは土曜日を待つ必要があるます。