レッドブルの方が速いと言っていたハミルトンがポールポジションを獲得!
2番手には速さを取り戻したセルジオ・ペレス。
3番手にはフェルスタッペン。
QUALIFYING CLASSIFICATION
— Formula 1 (@F1) 2021年4月17日
An exciting line-up for Sunday's race!#ImolaGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/y6C3A6j33T
ペレスはQ2で何かを掴んだのか、覚醒してQ3でハミルトンと僅差の2番手に。
メキシコ国歌をまた表彰台で聴いてみたいですが、Q2でソフトを使ったため戦略的には若干不利か。ソフトタイヤのトラクションを活かしてスタートでペレスがハミルトンの前に出られるのかでレースの流れが左右するでしょう。
フェルスタッペンはセクター1で痛恨のミス。
ノリスもQ1から覚醒していて非常に速かったですが、トラックリミット違反でタイムを取り消されてしまいました。あれがなければ4番手は確実だったか。
フリー走行で調子の良かったボッタスはミスとトラックリミット違反で8番手に沈みました。Q3の方がQ1より遅いという珍事。
Q3の2回目のランの時にボッタスはセクター1が異常に遅かった(HAMに対して0.4s落ち)のでフロアにでもダメージあったのでしょうか。
角田クラッシュ
そして角田はバリアンテアルタでコントロールを失いリアからウォールにヒット。
マシンの後方部が大破!
It's going to be late night for those AlphaTauri mechanics 🛠
— Formula 1 (@F1) 2021年4月17日
Tsunoda has now made it back to the garage#ImolaGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/nRVuNy5UBq
ルーキー角田がオールドサーキットの洗礼を受けましたね。
アルファタウリのホームサーキットだけに残念すぎる予選に。
角田はこのサーキットは走り慣れていて「目をつむっていても走れる」と言ってはいたもののQ1で攻めすぎてクラッシュ。
リアから思いっきりウォールにヒットするという、チームからしたら目を覆いたくなるような当て方してました。ギアボックスやPUへのダメージは如何ほど。
決勝でセーフティカーが出て順位を上げられることを期待するしかないでしょう
ああいうクラッシュの映像見るとBAR時代の琢磨を思い出します。
「現代F1の運転は簡単すぎる」とたまに言われますが、限界域で走らせるのは簡単ではないというのを角田は見せてくれました。
また、昨日のフリー走行の記事で「ウィリアムズが復調の兆し」と書きましたが、2台揃ってQ2進出。ラティフィも汚名返上の良い予選でした。
アルファタウリvsフェラーリが面白そう、フェラーリは4位5位あたりを狙うとも書きましたが、ルクレール4番手、ガスリー5番手で予想通り接近戦になっています。
日曜の降水確率が若干上がっているようですが、それでもにわか雨程度との予報。
間抜けなコメントを書いた人がいたので特別に紹介しましょう。
そのアホは、金曜フリー走行の記事を指摘した上で「予選でボッタスが8位に沈んで、ペレスは2番手だったんだが言ってる事と違うじゃないかー(怒)」と言いたいみたいです。
残念ながら、金曜の記事ではボッタスが予選でどの位置に来るかなど一言も書いていない上に、ボッタスが予選でミスすることなく走るなどと一言も書いていませんw
「ボッタスの走りも安定してきている」と書きましたが、"してきている"という日本語のニュアンスが理解できないんですかね?
実際ボッタスも金曜日に「バーレーンと比較すると間違いなく良くなっている」「3週間前より満足している」と発言しています。ハミルトンも予選後に「今週末の方がフィーリングが良かった」と発言しているように事実としてドライバーは状況が改善されていると感じています。
さらに、ペレスが予選で上に行けないとも全く書いていませんね。
「フェルスタッペンとの間に2台も3台も他のチームがいる状況はマズい」これは事実です。この状況はチームにとって良くないわけです。しかし、「予選でもペレスの前にメルセデスやレッドブル以外の他の車が入ってくる」なんてことは一言も書いていません。一方、FP2でペレスの前にフェラーリとアルファタウリがいたのは"事実"です。
事実と感想をごちゃまぜにして曲解してしまう頭の悪い人がいるようです。