イモラで開催されているエミリア・ロマーニャグランプリの金曜フリー走行。
3週間という間にリアの不安定さを改善してきたメルセデスがFP1、FP2共にワンツー。
FP2 CLASSIFICATION 📊
— Formula 1 (@F1) 2021年4月16日
A clean Friday sweep for @ValtteriBottas 💪#ImolaGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/TcNcQ1nVAV
バーレーンでは苦労していたボッタスの走りも安定してきており、確実にバーレーンより改善された印象です。
ソフトタイヤの時にタイムがほとんど改善されなかったのが気がかりですが、燃料搭載量やエンジンモードが不明なので予選まで結論は出ないでしょう。
リアの不安定さが残っていたバーレーンのタイム差を考えれば、さすがにガスリーとメルセデス2台がこれだけ僅差だというのは疑問が残ります。
しかし、バーレーンの時からメルセデスはミディアムタイヤだと非常に速いというのは続いています。
バーレーンと比べて路面温度が低いというのも勢力図を変化させる要素になるでしょう。
レッドブル、フェルスタッペンはFP2開始早々にトラブル。リバッツァで何かが壊れてそのままピットの出口に停車。ギアボックスかドライブシャフトか?ろくに走れてないので決勝ペースや予選ラップ分析のしようがない。FP3待ち。
🟨 YELLOW FLAGS: VSC deployed 🟨@Max33Verstappen has stopped on track after losing drive #ImolaGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/DGWp9CvQfZ
— Formula 1 (@F1) 2021年4月16日
またペレスもFP1でオコンと接触し、その後スピン。大幅なロスに。
ペレスはFP2では問題なく走れたものの、タイム的にはフェラーリやアルファタウリを超えることができず。
ペレスがまだ車の特性に慣れていないとはいえ、予選でメルセデスやフェルスタッペンとの間に2台も3台も他のチームがいる状況はマズいですね。
そういう意味ではアルファタウリ対フェラーリという構図は面白そうです。ロングラン的にも似たような感じでしょう。
フェラーリはバーレーンで見せた速さが本物であることを示したように思えますが、現時点ではあわよくば表彰台、できれば4位5位を取りに行きたいという感じでしょう。
ロングラン時にリヴァッツァでルクレールがコースアウトしてクラッシュしました。
リアのダウンフォースが減った今年のマシンにとってあのコーナーは鬼門なのかもしれません。
🚩 RED FLAG: Session will not restart🚩
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An unfortunate end to @Charles_Leclerc's session as the Monegasque driver hits the wall #ImolaGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/kVwdDOk31I
ウィリアムズに少し復調の兆しがあるのも面白そうです。
FP3もまだ見どころはありそうです。
日曜に雨が降る可能性が少しありますが、基本はドライという感じですかね。
ちなみに角田裕毅のマシンに早くも2基目のエナジーストアとコントロールエレクトロニクスが投入されました。
前戦のバーレーンでガスリーとペレスも交換しています。
ESとCEは1シーズン通して2基しか使えませんので3基目と交換すればペナルティです。