2020年F1開幕戦 オーストリアグランプリの予選が行われ、メルセデスが圧巻のフロントロー独占となりました。
ボッタスがポールポジション。
2位ハミルトン、3位フェルスタッペン、4位ノリス、5位アルボン。
昨日のフリー走行の記事で、メルセデスは「一発のタイムでは手がつけられないほど速いです。」と書きましたが、その通りの結果となりました。
メルセデスは1分02秒台に入るペース。
レッドブルを0.5秒以上引き離しました。
レッドブルはマクラーレンと0.2秒程度しか変わらず、お世辞にも予選で速いとは言い難い車のようです。
高速コーナーのあるセクター3で速さを見せています。
マクラーレンのノリスは本当に見事。
フェルスタッペンと0.15秒しか変わらない予選タイム。
アルボンを上回りました。
期待されたレーシングポイントですが、ペレスの6番手という結果に。
速いのは間違いないですが、マクラーレンも決して劣っていないということを証明した形に。
そしてフェラーリは悲惨な結果。
フェラーリは昨年とは方向性が全く異なる車を作ってきましたが、ドラッグが大きいだけで去年より遅いという状況。
風洞に問題があるという報道もありますが、マクラーレンやレーシングポイントの方がフェラーリより速いという状況になってしまいました。
決勝のペースはメルセデスがやや有利ということもあり、おそらくフェルスタッペンはミディアムスタートを活かしてうまく行けば2位になれるかもしれません。
優勝候補は依然としてハミルトンです。
ノリスVSアルボンという同期対決にも注目?
ウィリアムズはアルファロメオを倒す
ウィリアムズのラッセルは、アルファロメオの2台を上回りました。
さらに、マグヌッセンとほぼ同等のタイム。
かなり車は良くなっています。
簡潔に昨年との変化を比較すると
メルセデス→昨年より速くなっている
レッドブル→昨年とあまり変わらない
フェラーリ→昨年よりかなり遅くなっている
マクラーレン→昨年より速くなっている
レーシングポイント→昨年よりかなり速くなっている
レッドブルが昨年と変わらないので速くなったメルセデスが当然差をつけるという感じですね。
来週も同じ場所なので、果たしてタイムが良くなるのかどうかという点は注目です。