2020年開幕戦、オーストリアGPのストレートスピードの比較です。
チーム | ドライバー | PU | スピードトラップ |
---|---|---|---|
メルセデス | ハミルトン | メルセデス | 322.5km/h |
レーシングポイント | ペレス | メルセデス | 321.2km/h |
アルファロメオ | ジョヴィナッツィ | フェラーリ | 320.4km/h |
マクラーレン | ノリス | ルノー | 320.1km/h |
レッドブル | アルボン | ホンダ | 319.1km/h |
ルノー | リカルド | ルノー | 319.0km/h |
ウィリアムズ | ラッセル | メルセデス | 318.3km/h |
ハース | グロージャン | フェラーリ | 318.3km/h |
アルファタウリ | クビアト | ホンダ | 317.7km/h |
フェラーリ | ベッテル | フェラーリ | 313.2km/h |
ここまで昨年から変わるのかという驚きがあります。
フェラーリがまさかの最下位。
そしてメルセデスがトップ。
ストレートが速いメルセデスが帰ってきた。
メルセデスの昨シーズンのマシンは直線は遅いけどコーナーは速い車だったのですが、今シーズンは直線も速いしコーナーも速いというとんでもないマシンです。
レーシングポイントも2番目に速いことから、メルセデスのPUがかなり良いのではないかと推測されます。
フェラーリは昨年圧倒的なストレートスピードを誇りましたが、不正が疑われています。
そして今シーズンのフェラーリはダウンフォースを増大させる方向の設計のようですが、どうやら上手くいっていないという報道はシーズン前からされていました。
イタリアは新型コロナウイルスの影響も大きかったですし致し方ないのかもしれませんが、ストレートが弱点になってしまったのはかなり痛い。
低速コーナーは速くなってますけどストレートで全部吐き出してしまっているようです。
さすがにこれだけ他のフェラーリPUユーザーと差があると、PUのモードを予選モードに上げて走れないんじゃないかという憶測も立ちます。
ホンダですが、正直予選ではメルセデスに差をつけられている印象です。
ルノーより良いエンジンなのかと言われてもやや疑問が残る。
ストレートエンドの最高速はノリスが322km/hに対してフェルスタッペンは318km/h、ガスリーが318.9km/hです。
ハミルトンとフェルスタッペンだとスピードトラップで6km/h違いますし、今後も予選は苦労するような気がします。