2020年のFIAフォーミュラ2はなんと日本人が3人参戦します。
MP Motorsportから松下信治
カーリンから角田裕毅
トライデントから佐藤万璃音
おそらく経験と実力では松下選手が筆頭でしょう。F2としてはベテラン。本当にラストチャンスになるかもしれません。
角田選手は昨年まではF3で走っており、F2は初。学習の1年になるかと思います。異例のステップアップ。レッドブルとホンダDP両方の育成という立場なだけに期待されています。
佐藤選手は昨年のシーズン終盤でF2に乗っていましたが実質ルーキー。注目の一人です。2015年からヨーロッパで武者修行をしており、ヨーロッパのレースに慣れたドライバーです。
日本人以外の注目選手
日本人以外での注目の筆頭はダン・ティクトゥム。
昨年スーパーフォーミュラに乗っていましたが、途中でレッドブルから契約を解除されてしまいました。しかし、自力でF2のシートを獲得。
マカオウィナーでF1に一番近いとまで言われていましたが・・・。
そして中国の周冠宇。2019年シーズンではルーキーながら、なかなかの速さを見せていました。
ロシア人のアルテム・マルケロフはGPに2014年から参戦しており、松下同様にベテランドライバーです。2017年はシーズン2位。(2017年の1位がルクレール)
ルノーF1のテストドライバーだったこともあります。
いうまでもなく最大の注目ドライバー、ミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハ。
2019年はF2デビューでしたが1勝はできたものの全体的には中途半端な結果でした。
さらに、ロシアのロバート・シュワルツマン。
彼は2019年のF3チャンピオンです。F2デビューイヤーでどこまで爪痕を残せるのか。
インド人のジェハン・ダルバラは角田選手のチームメイト。角田選手の当面のライバルとなるでしょう。
最後はイタリアのルカ・ギオットです。
彼は既にF1のスーパーライセンスの取得条件をクリアしています。
2020年にF1デビューするラティフィのライバル的存在でした。
ちなみに2015年のGP3で年間2位。その時の1位がオコンで、ギオットと接戦でした。
といった感じの注目ドライバー達。
今年のF2は3人もの日本人がいますから、注目せざるをえません。