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F1ハンガリーGP フェラーリの致命的な戦略ミス再び

2022ハンガリーGP決勝。

 

予想通り、フェラーリのレースペースはラッセルよりも良く、ラッセルから離されることもなく、ルクレールがコース上でオーバーテイクすることに成功しましたが、問題は第3スティント。

なぜかハードタイヤを履かせて、フェラーリは自ら勝ちを捨てることに。

 

ピレリは、ミディアム→ハードという1ストップ作戦は候補に入れていましたが、ルクレールはミディアム→ミディアムと来ていたのであとはソフトを使う以外ありませんでしたが、チームはハードタイヤを履かせてしまいました。

 

気温が低かったので、ソフトタイヤもミディアムタイヤもかなり長持ちし、ハードタイヤの恩恵はほとんどありません。

 

ハミルトンは序盤でノリスに引っかかっていたにも関わらず、フェラーリと同じくミディアムタイヤスタートで2位まで上がってきました。要するに、ルクレールもミディアムタイヤのスティントを引っ張って、最後にソフトタイヤで20周ほど猛チャージをかけるのがベストな戦略だったということになります。

あるいは第2スティントでソフトを使うという手もありました。

 

結局ルクレールはすぐにハードを捨ててソフトを履き、無駄なピットストップをするはめに。

フェラーリモナコと同様に再び致命的なミスを犯しました。

 

角田 2周遅れに終わる

角田がスピンした映像が捉えられましたが、今回はもはやレースに参加している感じすらしませんでした。

ピットレーンスタートのガスリーが12位に対して、角田は19位。ただ一人2周遅れ。

 

井出有治井上隆智穂を彷彿とさせます。

 

 

2022 F1ハンガリーGP ジョージ・ラッセルがポールポジション!!フェルスタッペントラブルで10位!

 

 

F1ハンガリーGP予選

 

メルセデスジョージ・ラッセルが僅差でサインツを上回り、自身初のポールポジションを獲得しました。

 

 

 

前回、フランスGPの記事で「スペインから数戦の間に何かが変わりつつある」と書きました。

これを証明するかのようにメルセデスジョージ・ラッセルが実力でポールを獲得しました。自身初。フェラーリ2台を従えて圧巻のポール。

 

 

金曜は苦しんだメルセデスですが、土曜日は路面温度が下がったことでオーバーヒートが解消され、ペースが戻りました。

しかしそれでもフェラーリを上回ったというのはラッセルのドライビングの賜物でしょう。フランスGPを見る限りでは回り込む低速コーナーを苦手とするW13で、ハンガロリンクのポールというのは驚異的な成果です。

 

残念ながらハミルトンはDRSトラブルで最後のアタックを諦めています。DRSがあれば少なくとも4位までは来ていたはずです。

 

そしてレッドブル

フェルスタッペンは「ノーパワー!」でまともにアタックできず10位。エンジニアから操作を指示されましたが直らず。どこのメーカーが作ったエンジンなんだこれ・・・。

 

さらにペレスはなんとQ2落ち

ペレスに至ってはQ1から完全に速さがない。トラックリミットをはみ出るというのは車が曲がらないのでしょう。

予選の1位から9位までにレッドブルパワートレインズのPUを搭載する車が1台もいないという衝撃的な結果に。ルノーPUの方が台数少ないですからね。

 

 

 

そして金曜日に「マクラーレンもチャンスがある」と分析したようにノリスが安定して速く4番手。

ノリスとルクレールの差が0.2秒しかないことを考えると、雨上がりのコンディションでフェラーリが十分に速さを発揮できなかったと言えるのかもしれません。

 

アルピーヌ勢も速く、オコン5番手、アロンソ6番手。

 

今週末安定して遅い角田はもちろんQ1落ち。

 

 

フェラーリはレースペースがずば抜けて速いので、ラッセルはアンダーカットされてしまうかもしれないですが、とりあえず予選でポールを取ったというのは前半戦最後のレースの展開としては面白い。

 

 

F1 無意味なキャンペーンを開始→直後にフェルスタッペンのファンがハンガロリンクで問題行為

オーストリアGPで起きたようなファンによる差別的あるいは非常識的な行動を排除しようと、F1がDrive It Outという運動を始めています。

 

しかし、皮肉なことにF1がこのキャンペーンを始めたタイミング起きたのが・・・

 

どうやらフェルスタッペンのファンがハミルトンのグッズをサーキット内で燃やしている様子や差別用語を連呼している姿が目撃され、これがツイッターで拡散されています。

 

 

BBC等に出演しているジャーナリストのJennie Gow氏などもこの事について言及。今後さらに広まるでしょう。

 

「Drive it Out」というのは「追い出せ」という意味ですから、F1が排斥しようとしているのはまさにこういったフェルスタッペンのファンなわけです。

絶対に日本のモータースポーツメディアが報道しない悪事。

 

セバスチャン・ベッテルが、以前にF1の姿勢を「根本的に解決しようとしていない」と批判したことがありましたが本当にそんな感じですね。

 

 

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