F1ハンガリーGP予選
メルセデスのジョージ・ラッセルが僅差でサインツを上回り、自身初のポールポジションを獲得しました。
IT'S POLE FOR GEORGE RUSSELL!!!
— Formula 1 (@F1) 2022年7月30日
What a lap from the Briton - his first career pole! #HungarianGP #F1 pic.twitter.com/K08w2LhLzt
前回、フランスGPの記事で「スペインから数戦の間に何かが変わりつつある」と書きました。
これを証明するかのようにメルセデスのジョージ・ラッセルが実力でポールを獲得しました。自身初。フェラーリ2台を従えて圧巻のポール。
金曜は苦しんだメルセデスですが、土曜日は路面温度が下がったことでオーバーヒートが解消され、ペースが戻りました。
しかしそれでもフェラーリを上回ったというのはラッセルのドライビングの賜物でしょう。フランスGPを見る限りでは回り込む低速コーナーを苦手とするW13で、ハンガロリンクのポールというのは驚異的な成果です。
残念ながらハミルトンはDRSトラブルで最後のアタックを諦めています。DRSがあれば少なくとも4位までは来ていたはずです。
そしてレッドブル。
フェルスタッペンは「ノーパワー!」でまともにアタックできず10位。エンジニアから操作を指示されましたが直らず。どこのメーカーが作ったエンジンなんだこれ・・・。
さらにペレスはなんとQ2落ち。
ペレスに至ってはQ1から完全に速さがない。トラックリミットをはみ出るというのは車が曲がらないのでしょう。
予選の1位から9位までにレッドブルパワートレインズのPUを搭載する車が1台もいないという衝撃的な結果に。ルノーPUの方が台数少ないですからね。
❌ ELIMINATED IN Q2 ❌
— Formula 1 (@F1) 2022年7月30日
Despite the reprieve on track limits Perez can't improve his time enough to make Q3
Perez
Zhou
Magnussen
Stroll
Schumacher #HungarianGP #F1 pic.twitter.com/ILGhlOa38Z
そして金曜日に「マクラーレンもチャンスがある」と分析したようにノリスが安定して速く4番手。
ノリスとルクレールの差が0.2秒しかないことを考えると、雨上がりのコンディションでフェラーリが十分に速さを発揮できなかったと言えるのかもしれません。
アルピーヌ勢も速く、オコン5番手、アロンソ6番手。
今週末安定して遅い角田はもちろんQ1落ち。
フェラーリはレースペースがずば抜けて速いので、ラッセルはアンダーカットされてしまうかもしれないですが、とりあえず予選でポールを取ったというのは前半戦最後のレースの展開としては面白い。