2022ハンガリーGP決勝。
予想通り、フェラーリのレースペースはラッセルよりも良く、ラッセルから離されることもなく、ルクレールがコース上でオーバーテイクすることに成功しましたが、問題は第3スティント。
なぜかハードタイヤを履かせて、フェラーリは自ら勝ちを捨てることに。
ピレリは、ミディアム→ハードという1ストップ作戦は候補に入れていましたが、ルクレールはミディアム→ミディアムと来ていたのであとはソフトを使う以外ありませんでしたが、チームはハードタイヤを履かせてしまいました。
気温が低かったので、ソフトタイヤもミディアムタイヤもかなり長持ちし、ハードタイヤの恩恵はほとんどありません。
ハミルトンは序盤でノリスに引っかかっていたにも関わらず、フェラーリと同じくミディアムタイヤスタートで2位まで上がってきました。要するに、ルクレールもミディアムタイヤのスティントを引っ張って、最後にソフトタイヤで20周ほど猛チャージをかけるのがベストな戦略だったということになります。
あるいは第2スティントでソフトを使うという手もありました。
結局ルクレールはすぐにハードを捨ててソフトを履き、無駄なピットストップをするはめに。
角田 2周遅れに終わる
角田がスピンした映像が捉えられましたが、今回はもはやレースに参加している感じすらしませんでした。
ピットレーンスタートのガスリーが12位に対して、角田は19位。ただ一人2周遅れ。
LAP 35/70
— Formula 1 (@F1) 2022年7月31日
Tsunoda goes spinning coming out of the chicane. He's now pointing in the right direction and on his way again. #HungarianGP #F1 pic.twitter.com/gVrhTWAxCR