メルセデスのリアウィングと比較すると、レッドブルのリアウィングは加速で明らかに沈み、ブレーキングでふわっと戻るのがよくわかります。
メルセデスのリアウィングも速度が上がるとわずかに沈みますが、凝視しないとわからないレベルです。
※YouTube上で見てください。
FIAのテストに合格しているので問題はないとレッドブル側は主張するものの、可変装置と判断されてもおかしくないくらいには動いてるのがわかります。
トップチームには映像解析班がいますから、これは違法ではないのか？というのはすぐわかるわけです。
ハミルトンが指摘する以前にクリスチャン・ホーナーはトト・ウルフにパドックでこの事を聞かれたようで、メルセデスはもちろん他のチームもある程度認識していたはずです。
完全に静止した状態でのプルバックテストには合格するようにし、なおかつコース上で実際に走った時は違反となるレベルで可変するという巧妙な設計がされているのでしょう。
追加の試験で問題ないと判断されるようなら、トップチームは似たようなリアウィングを真似て作って来るでしょう。現実的にはフランスGPまでにレッドブルが合法なリアウィングに変更する可能性の方が高そうですが。
