F1の予選の新たな形式となる「スプリント予選(Sprint Qualifying)」が2021年シーズンの3つのレースに導入されることがほぼ決定しました。
あとは評議会の承認を待つだけ。
スプリント予選が適用される週末は
金曜
FP1→予選
土曜
FP2→スプリント予選
日曜
決勝
というスケジュールになります。
- スプリント予選では上位3名がポイントを獲得できます。(3, 2, 1ポイント)
- スプリントの距離は100km強で、ピットストップは想定されていません
- 金曜日予選はソフトタイヤしか使えません
- スプリント予選があっても決勝の距離が短くなることはありません
- スプリント予選がある週末はFP1後にパルクフェルメルールが適用されます
- スプリント予選に表彰式はありません
試験的導入なので今シーズンは3つのグランプリでのみスプリントレースを見られます。まだ確定はしていませんが、シルバーストーンやモンツァという名前が挙がっています。
金曜と土曜のセッションへの注目度を上げたいという狙いから予選スプリントは導入されます。
3日間通して競争があるというのは聞こえは良いですが、予選スプリントでのトップ3入りが現実的に不可能なチームからすれば、「なぜ明日のグリッドのために100kmも走らされるの?」と思っても仕方ないでしょう。
1シーズン3回だけだったらやってもいいのかもしれませんが、半分くらいが予選スプリントフォーマットになったりすると問題が色々見えてしまいそうな予感がします。
なぜ予選スプリントは良い点ばかりではないのかというのを某F1 YouTubeチャンネルで説明してくれてるので見てみると良いかもしれません。