F1トルコGP予選。
午前中に雨が降ったものの、午後にかけて雨が止んで路面が乾きつつあるという難しいコンディションになりました。予選中はパラパラと降っていたようですがウェットになるほどではありませんでした。
Q1から全車がドライタイヤ装着。ほぼドライだがわずかにウェットパッチがあったため、スピンするドライバーも続出。
Early spin for Sergio Perez in Q2 👀
— Formula 1 (@F1) 2021年10月9日
He narrowly avoids the barriers but will need a fresh set of tyres #TurkishGP 🇹🇷 #F1 pic.twitter.com/eRBJqtNe6W
この難しいコンディションの中、PU交換ペナルティを受けるルイス・ハミルトンがトップタイムをマークしました。
ボッタスが2番手で決勝では実質ポールポジションを獲得。メルセデスが予選で1-2となりました。
ボッタスはチームから求められた仕事をしっかり果たしました。
レッドブルはフェルスタッペンをもってしても苦戦。フェルスタッペンはルクレールをわずか0.069秒上回り3番手に滑り込みました。
Q2ではハミルトンがフェルスタッペンに0.6秒もの差をつける場面も。
金曜日に速さを見せたルクレールが4番手。
今日の予選では終始速かったピエール・ガスリーが5番手。
ガスリーは予選後の無線で「なぜ知らないけどストレートでかなりタイム失ったんだけど...」と言ってました。
そして角田はQ2突破10番手と大活躍!と言いたいところですが、なんとQ2でソフトタイヤを使用。
今回、ソフトタイヤの摩耗がかなり激しく、決勝では使い物にならないと言われていました。
決勝が雨ならラッキーですが、ドライだとタイヤが垂れてすぐピットインしなければならなくなる可能性が高いです。
角田以外のQ3進出者は全員ミディアムスタートです。これなら11番手の方が良かったかも?
予選で大活躍したのはミック・シューマッハ。
リカルドを上回ってQ1を突破。14番手。
YESSSS MICK!! He’s into Q2!
— Haas F1 Team (@HaasF1Team) 2021年10月9日
WHAT A LAP 🙌🙌🙌🙌🙌#HaasF1 #TurkishGP #Quali pic.twitter.com/SyLpNUkMQe
ドライでもフリー走行の時にウィリアムズと0.1秒のタイムを出せていたのでハースが普段より良さそうでしたが、Q1突破という見事な結果を残しました。
決勝は意外とオーバーテイクしづらそうなので1周目が鍵となりそうです。結構アグレッシブに仕掛けてくるドライバーもいるのではないでしょうか。
レースペースが良さそうだったルクレールは表彰台も狙えそうです。
一応決勝の午前中は雨の予報が出ています。
ハミルトンがどういった戦略を取ってくるのかは気になりますが、ミディアムタイヤスタートは確定で戦略的にどうこうできるわけではないので、ドライなら案外4位5位がやっとかもしれません。
サインツが最後尾スタートですが、フェラーリはロングランペースが良さそうだったのでポイントが取れる可能性は大いにあるでしょうね。