2021 F1 オランダGP決勝。
14位付近まで順位を上げていたアルファタウリの角田ですが、PUトラブルでリタイアしました。
無線では角田が「ノーパワーノーパワー」と訴え、エンジニアからバックオフしてピットインするように指示がでました。そしてそのままガレージイン。
角田の車は今回、3基目のターボチャージャーとMGU-Hに交換されていました。
フリー走行の時にもトラブルが出ていたようですが、レースでもトラブルが発生するという致命的な状況となりました。
lap 50/72: @yukitsunoda07 has unfortunately retired from the race as the team found an issue on the PU data pic.twitter.com/kBPUlofaxO
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) 2021年9月5日
これがフェルスタッペンのPUだったら暴動でも起こっていたかもしれないですね。
オランダGPはガスリー以下が全て周回遅れにされました。
ハミルトンは金曜のFP2のトラブルでロングランはほとんどできなかったというハンデを負っていましたが、ボッタスより圧倒的に速いペースで走行し、時にフェルスタッペンの1.5秒まで接近。フェルスタッペンに楽をさせませんでした。
昨日、ピットストップのタイミングが重要になることを予想しましたが、やはりこれが明暗を分けました。ハミルトンはピットストップ後にバックマーカー3台の中に出てしまい大幅なタイムロスによりアンダーカットに失敗。
フェルスタッペンは母国のファンの前で勝たなければならないというプレッシャーを跳ね除けました。
今回セーフティカーが出なかったのは予想外でした。ベッテルが3コーナーでスピンしましたがボッタスがギリギリ回避することに成功。