ウェットスタートだった序盤こそ8号車がぶつけられたりと軽く荒れましたが、7号車は終始危なげない走りで優勝を手にしました。
The No.7 @TGR_WEC GR010 Hybrid Hypercar takes comfortable victory in 89th running of @24hoursoflemans. @pechito37, @kamui_kobayashi and @Mikeconway26 seal victory to finally take win after several years of frustration at #LeMans24 and become first ever Hypercar race at Le Mans. pic.twitter.com/jEqC4tR01L
— WEC (@FIAWEC) 2021年8月22日
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— TOYOTA GAZOO Racing (@TOYOTA_GR) 2021年8月22日
【速報】ル・マン24時間🇫🇷 4連覇達成🏆✨
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7号車
小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス組が、悲願の初優勝🥇🍾✨
8号車
中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー組が2位🥈#GR010HYBRID 初の #LeMans24jp で1-2Finish❗️
ご声援ありがとうございました❗️❗️#WECjp pic.twitter.com/CLzSegSFb5
小林可夢偉は過去数年トラブルやミスに泣かされ優勝を逃し続けましたが、ついにル・マンウィナーの称号を得ることができました。
最後にはトヨタの2台でランデブー走行。
初挑戦となったグリッケンハウスは大きなトラブルもなく2台揃って完走。
LMP2はチームWRTの31号車が優勝。
最終盤に同じくチームWRTのもう1台がリタイアするという波乱がありました。
💔 for the former LMP2 leader #41 Team WRT which stops on the final lap! 😭
— Autosport (@autosport) 2021年8月22日
The sister #31 car took the class win for the team, holding off the #28 JOTA entry by just 0.7s in a crazy finish! 🤯pic.twitter.com/Rh6d7h7Y7A
GTE Proはフェラーリの51号車が優勝。
ハイパーカー元年でしたが、例年以上にライバル不在でトヨタだけで優勝争いをするル・マン24時間レースという印象が強かったです。トヨタGR010の信頼性も新規則のマシンとは思えないくらい抜群でした。
トヨタの2台は自動車メーカーの技術の粋を尽くしたハイブリッドのマシン。
グリッケンハウスはオーナーの趣味が講じて作ったチームでノンハイブリッド。完走が目標。
アルピーヌはハイパーカーですらなくLMP1のマシンにBOPを適用して無理やりエントリーさせてもらっている状況。
トヨタ8号車は数年前ならリタイアか大掛かりな修理で大幅にロスしていてもおかしくないトラブルを抱えても余裕の2位。
来年プジョーとバイコレスが参戦予定なので今年よりはマシになりそうですが、やはりフェラーリやLMDh勢が参戦する2023年からが本番ですかね。
今年は小林可夢偉が悲願を達成したということに尽きます。