4コーナーでスピンして後ろからウォールにヒット。
Yuki Tsunoda is off at Turn 4, and he crashes backwards into the wall
— Formula 1 (@F1) 2021年7月30日
The session has been red flagged so that his car can be recovered and the barriers can be repaired#HungarianGP 🇭🇺 #F1 pic.twitter.com/u5KvDd7DWi
A big impact for Yuki Tsunoda in FP1! 💥#HungarianGP 🇭🇺 #F1 pic.twitter.com/NODT5Km0Ub
— Formula 1 (@F1) 2021年7月30日
サスペンションはダメそうですね。FP1だったのが不幸中の幸いか。
路面がまだ少し汚れていて十分なグリップがなかったか、風の影響か、あるいはその両方といったところでしょう。
角田はこれの前にもスピンしていましたが、その時はランオフエリアに留めて助かっていました。
予選で9位か10位くらいには来れそうな速さはあるようですが。
話は変わりますが、このグランプリの開幕前にレッドブルがイギリスGPでハミルトンに出たペナルティの再審請求をしていましたが、当然のごとく却下されました。再審査をするに値する証拠がないと通らないので却下されるのは目に見えていました。レッドブルが再審査請求を行った事をメルセデスは声明文で強く非難しました。
— Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team (@MercedesAMGF1) 2021年7月29日
アルボンに再現させてまで抗議をしていたようですが、ルクレールやリカルドですらイギリスGPのクラッシュはレーシングインシデントとみているようなので既に10秒ペナルティが出ていたところからさらに、というのは無理があります。
テクニカルな曲がりくねったレイアウトが得意なのがレッドブルの本分ですから、メルセデスの2人がフェルスタッペンに喰らいついていけるかどうかというのが予選と決勝の構図になりそうです。
コース上では余程のペース差がないと抜けないので、ボッタスとペレスの位置は非常に重要になるでしょう。
ミディアムタイヤとソフトタイヤの一発タイムの差がかなり大きそうでした。ハミルトンが出したミディアムタイヤのタイムをガスリーがソフトタイヤで上回っていたので、Q2をミディアムタイヤで突破するのはそう簡単ではないかもしれません。
路面温度が高いこともあり、ミディアムタイヤのロングラン時にかなり早い段階でハミルトンのリアタイヤのグリップがなくなってしまっていたようですが、2ストップを阻止するためにレッドブルはペレスにタイヤマネージメントをさせてハミルトンのウィンドウ内を走らせておくというのは戦略的に考えられるでしょう。
ボッタスにFP1でもFP2でも速さがあったのと、中段グループと0.7秒以上のラップタイム差をつけていたという点はメルセデスにとっては良い兆候のはずです。
ただし、金曜のメルセデスはコーナーであまり速くなかったのでレースにおけるタイヤの摩耗で苦労するのかもしれません。
中段はかなり混戦模様で、アルファタウリもシルバーストーンよりは遥かに良い。アルピーヌとアストンマーチンも良い。
土曜に上がってきそうなマクラーレン。そして、この暑さで少し苦労しているフェラーリですが、ドライバーの感触は悪くはない模様。
マクラーレン対フェラーリというのはかなり激しくなっていますが、今回も熾烈なポイント争いが期待できそうです。マクラーレンはアップデートを持ち込んでいるらしいですがその効果が発揮できれば強いでしょうね。
