3連戦の最後、先週に続いてレッドブルリンクで開催されるオーストリアGP。
1コンパウンド柔らかいC5~C3タイヤが使用されます。
この日のセッションは気温が低めだったため、フロントタイヤをロックさせるドライバーが多かったです。
アストンマーチン勢のスピンも目立った。
Stroll has gone off again
— Formula 1 (@F1) 2021年7月2日
Lance is back on track after sliding at Turn 10 #AustrianGP 🇦🇹 #F1 pic.twitter.com/a7zY2JHEC1
タイヤコンパウンドが違うとはいえ、2種類は先週と同じで、なおかつ1週間しか経っていないので劇的な変化はないでしょう。フリー走行というよりはインシーズンテストのようなFP1でした。
中国人ドライバーの周冠宇がアルピーヌからFP1に参加したこと、そして新しい構造のタイヤのテストが行われたことがトピックです。
周冠宇のタイムは初めてのフリー走行にしては上出来の結果。14番手でベッテルやハースとウィリアムズより上。
今回はカラム・アイロットとロイ・ニッサニーも走っています。ニッサニーはラティフィを上回るタイム。
📻 ZHO: "Thank you so much for this experience everyone, I absolutely loved it"
— Alpine F1 Team (@AlpineF1Team) 2021年7月2日
💙 We loved it too, @gyzhou_33#AustrianGP #AlpineAcademy pic.twitter.com/5hpwNPs22H
決勝はC4→C3という1ストップもありえなくはないですが、気温が高いならかなり厳しいはずです。C5でスタートしたら2ストップは十分考えられます。
C5をレースで使いたいと思うチームは少ないでしょう。
オーストリアGPの注目ポイントはフェラーリ2人とガスリー、ラッセルでしょう。
フェラーリはシュタイヤーマルクGPの決勝では中段ではかなり速いレースペースで、ルクレールに至っては最初にフロントウィングを破損してピットストップしたにも関わらず7位入賞。フェラーリは今シーズンC5タイヤの一発タイムが良好なので何事も無ければ好結果が期待できそうです
そして前回リタイアしたガスリーとラッセルがどうなのかという点も注目。アルファタウリがレースペースやデグラデーション的に対フェラーリ、対マクラーレンでどの程度食らいつけるのかは見どころかと思います。