2021 F1シュタイヤーマルクGP決勝。
結局雨は降らずドライコンディションのレースに。
金曜日に「ポールスタートならフェルスタッペンに分がある」と書いた通り、フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィンを飾りました。
2位3位表彰台をハミルトンとボッタスが占めました。
ボッタスはペナルティで5番グリッドスタートですから、ここ最近では一番良いレースをしたのではないでしょうか?
メルセデス勢は第2スティントでリアタイヤにブリスターが出たため途中からペースを落とし、そのままの順位を死守するという内容に。
ペレスは2ストップ作戦に賭けましたが、あと1周足りず4位。
ノリスはスタートでペレスに抜かれた後、4コーナーで抜き返していたりと見事な走りを見せていました。
11番手スタートだった角田は1つ順位を上げ10位。最低限の仕事をこなしました。
ガスリーはスタート直後に接触でサスペンションが壊れリタイア。
金曜日のフリー走行後の記事で、フェラーリが決勝寄りのセットアップであることを指摘しましたが、まさにそんな結果。サインツ6位、ルクレール7位。
ルクレールは1周目にガスリーと接触しフロントウィングにダメージを負ってピットストップ、全く得のない2ストップになってしまったものの、そこから7位まで戻しているのでやはりフェラーリのレースペースは良かった。
ルクレールはドライバーオブザデイも獲得。
ここ最近のストロールは本当にレースが巧いですね。前回は最後列スタートでポイント取ってますし。
今回最も不運だったのがラッセル。ニューマティックバルブのトラブルでリタイア。エアを補充しても駄目だったようです。トップ10圏内を走っていただけにあまりにもアンラッキー。