雨の予報が出ていましたがセッション中はなんとか持ってドライのセッションに。
トラフィック、そして最終コーナーのトラックリミットによってベストで来ていたがタイムが出なかったドライバー、良いタイムを出したが取り消されたドライバーが多かった印象です。特にトラフィックに引っかかり途中でアタックをやめたドライバーは多かったですね。トラフィックパラダイス!
FP1で好調だったアルファタウリのガスリーですが、FP2の開始前にパワーユニットのデータに異常が見られたためFP2は走行せず。PUに異常があって・・・はイモラでもアルファタウリに起こっていた覚えがあります。
After FP1, we noticed something on the data from @PierreGASLY's PU. Unfortunately, it will take some time to check, so he will not be taking part in #FP2. 🇦🇹 #PoweredByHonda pic.twitter.com/LmitD5rxyW
— Honda Racing F1 (@HondaRacingF1) 2021年6月25日
FP1では5番手と良さそうな角田でしたが、FP2では15番手。どちらが本来の位置なのかは不明。FP1の時にガスリーは結構軽めのダウンフォースのリアウイングを使っていましたが、予選でもあれを使うのかはFP3でわかることでしょう。
角田はFP2のアタックラップ中にエンジンが強制的にニュートラルになる問題が一瞬起きてそれでタイムが出せなかったのが原因か。
最近金曜は遅めなマクラーレンも今回は金曜から上位に来ています。
アルピーヌも速さを継続。アルピーヌはセクター1がとにかく速い。
今回全チームがソフトでしっかりとロングランをやっていました。
ミディアムタイヤとソフトタイヤのタイム差が大きく、Q2をミディアムで突破するのはトップ2チームでもかなり難しいのではないでしょうか。
ロングランはメルセデスとレッドブルが似たようなペースで、その下は団子状態。意外とアルピーヌのロングランも悪くないように見えます。
ドライコンディションの場合、スタートで前に出るかポールスタートならフェルスタッペンに分があるように見えます。タイムとは別に、速く走りながら車をコース内に留めておくのはレッドブルの方が楽そうな印象を受けました。
フェラーリは今回かなり決勝寄りのセットアップになっており、1発タイムでは沈んだもののロングランは中段では上の方でした。
サインツはソフトタイヤでなんと21周。最後も1分10秒フラットが出ていたのでかなり持ちますね。
アルファタウリのロングランは悪くはなさそうです。2人で走っていないのでデータが不足気味ですがポイントが狙える速さはあるでしょう。
ボッタスがピットレーンでスピンした問題ですが、3グリッドペナルティとなったようです。2速スタートを試した結果ホイールスピンが多くなってコントロールを失った模様。
しかし問題は日曜日の天候。F1公式が出した予報では「雷雨」で、天気予報を見てみたら降水確率が80%を超えていました。このコースだと雨が降ったほうが面白いレースが見られると思いますけどね。意外と降る降る言われてると降らないのがF1ですが果たして・・・。
フリー走行とは別の話題ですが、レッドブルの空力部門責任者であるダン・ファローズがアストンマーチンに移籍することが発表されました。
アストンマーチンは中段チームで満足するつもりはないというスタンスを示しており、2022年以降に本気でトップチームを狙っているのが窺えます。