フェラーリ復活の4番手。
201 F1開幕戦バーレーンGP。
フェルスタッペンがフリー走行からの勢いを維持してポールポジション。
ハミルトン、ボッタスのメルセデス勢が2位3位。
ルクレールがサプライズな?というかフェラーリの名誉挽回4位。
ガスリーが気合の5位。
マクラーレン2人が6位7位。
8位サインツ。
復帰アロンソが9位。
セクター1とセクター3はメルセデスとレッドブルでほとんど互角でしたが、フェルスタッペンはセクター2が圧倒的に速かった。
メルセデス陣営が言うように、レギュレーションの変更によってローレーキコンセプトのメルセデスやアストンマーチンはかなり割を喰らっており、昨年ここで好調だったレーシングポイント(現:アストン・マーチン)が10位に沈んでいることや、ボッタスとルクレールの差が0.1秒しかないことからもそれが窺えます。
レッドブルに朗報なのは、パワーの寄与度が少し高いバーレーンでポールが取れたことでしょう。
Q2をミディアムで突破しようとして失敗した2人、ペレス11位、角田13位となりました。
角田はQ1で圧巻の2番手タイムを出しますが、Q2でミディアムタイヤを履いた所10位以内に入れずノックアウト。ガスリーはトップ10入りしましたが、それでも結構ヒヤヒヤでした。
今回、ミディアムとソフトの差が0.9秒などと言われており、ソフトを履いていれば余裕でトップ10だったのでもったいなかったですね。
ペレスはレッドブルの車に完全に苦戦しているようです。
ペレスもソフトを履けばトップ10でしたので、レッドブル陣営はあまりにも楽観視しすぎたかもしれません。
Q2でミディアムを履いたメルセデス2人の速さを見てしまうと、やはりあのチーム爪を隠してたなと思いましたね・・・
おそらくエンジンのモードなんでしょうけど、フリー走行でハミルトンにチーム側から「オフセットが0.8秒ある」と言っていたのは、エンジンモード変えたら0.8秒タイム削れるってことだったのでしょう。
一番驚いたのはルクレールの4位ですね。
セクター1がしっかり速く、セクター2はボッタスより速いという驚きのラップ。
おそらくマシンのポテンシャルはマクラーレンより低いんじゃないかと思いましたが、ルクレールというドライバーが為せる技なのか。
ウィリアムズのラッセルがオコンやベッテルを抑えてQ2に進出したのは素晴らしいです。
既にホンダPUに信頼性の懸念?
さて決勝レースですが、ペースはもちろんなんですけど信頼性がどうかという感じです。
実はガスリーは既にエナジーストア(ES)とコントロールエレクトロニクス(CE)を交換しています。
まだ1レース目で既にPUのエレメント2つを交換している・・・。
予選前にPUエレメントを交換したのはガスリーだけです。
今シーズンは23戦もありますが、使えるPUのエレメントは非常に限られています。
また、アルファタウリは門限を破って作業しています。
速さとは異なる「信頼性」という別の戦いも注目です。