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F2 角田 バーレーン予選でいきなりリタイア F1昇格に影

F1を目指す角田裕毅ですが、バーレーンの予選でいきなりスピンしリタイア!!!

タイムも記録できず、絶望的な状況となりました。

 

F2で最後尾から上位入賞は非常に厳しいので、レース1はノーポイントになる可能性もあります。レース1で下位ならレース2も下位スタートになるためこれまた厳しい。

 

角田はセクター2とセクター3の境目にある高速コーナーでスピン。そのままリタイアしました。

 

 

 

 つい先日の記事で、私は「ランキング3位が手からこぼれ落ちるというのは割と起こりやすい」と書いたのですが、早速それが現実のものになりました(笑)

 

bettergear.hatenadiary.jp

 

角田はイギリスでもこういったスピンでレースを棒に振っており、筆者は角田に安定感がないということを常々指摘してきたのですが、それがバーレーンでも出てしまったようですね。

来シーズンでF1にデビューできなければ、レッドブルはユーリ・ビップスの方を育成ドライバーとしては優先するでしょう。その場合、角田は日本に帰国という事も十分考えられます。

 

今回の予選でのスピンはレッドブル側の評価をかなり下げたかと思います。

フェラーリ育成のカラム・アイロットは今シーズンで5回のポールポジションを獲得して安定した走りを見せているので、相対的に角田がF1に相応しいのか判断されるでしょう。

一方で、ヘルムート・マルコのプライドもあるというのは念頭に置く必要はあります。

 

単独スピンというのは誰かと接触するよりも、チームの士気を下げるのでやってほしくない事No.1なんですよね・・・。ゆえに評価を下げやすい。

2020 F1 バーレーンGP 今シーズンメルセデスが最もぶっちぎりで勝てるサーキットか

F1バーレーンGP

今シーズンで最もメルセデスがぶっちぎりで優勝する可能性があるサーキットです。

 

ストレートが多く、明らかに他を圧倒しているメルセデスパワーユニットが真価を発揮します。

最終コーナーや1コーナーはストップ&ゴーの特性なので、このあたりもメルセデスが得意とするレイアウトです。

さらに、ティルケ特有のいやらしいコーナーも多数あり、コーナリングにも優れたメルセデスは有利です。

 

そしてライバル勢ですが、レッドブルはここを苦手としており、V6ハイブリッド時代には1回も勝てていないどころか、表彰台にすら乗れていません。今回もかなり苦戦するでしょう。

フェラーリはここを得意としているものの、今シーズンは昨年ほどパワーがあるわけではないので相手になりません。

理論上、レーシングポイントはここで速いはずですので、タイヤ戦略さえ間違わなければ上位入賞はありそうです。

 

さらに、バーレーンは各チームがデータをたっぷりと持っており、気温もヨーロッパよりは遥かに高いので予想可能なコンディションで戦えます。

ピレリが持ってきたタイヤも比較的コンサバです。

メルセデスはタイヤにも優しい車なのでタイヤ摩耗は心配無用。自分達がタイヤ摩耗で苦しんでいたら他はもっと苦しんでいるという状況になるでしょう。

トルコのようにトリッキーな状況になりにくいという事です。

 

これらの点を総合すると、メルセデスがこれまで以上に実力を発揮できるサーキットだと言えます。メルセデス2人のどちらかが優勝する確率は99.99%くらいでしょう。

ということで、ハミルトンの年間13勝という記録に1歩、2歩近づいたことになります。というかF1通算100勝の記録にも徐々に近づいていっています。

 

角田裕毅のF1デビューがかかる運命のF2最終ラウンド

F2 第11戦及び第12戦がバーレーンで2週連続開催となります。つまり4レース。

 

レッドブル育成ドライバーの角田裕毅は現在ポイントランキング3位。

1位のシューマッハはポイント差的におそらくチャンピオンになれるでしょう。

 

角田はF1のテスト走行も経験しましたが、シートを獲得できるかどうかはこの残り4レースにかかっています。

3位の角田から6位までがわずか7点差でひしめき合っているため、ランキングが大きく変動する可能性があります。

 

ランキング4位~6位のルンガー、シュワルツマン、マゼピンは3人共非常に速いドライバーです。シュワルツマンに至っては昨年のFIA F3チャンピオン。

 

角田は一昨年F4でチャンピオンになっているため、今年のF2で4位以上ならスーパーライセンスを取得できます。

しかし、レッドブルとしては年間3位以上が絶対条件でしょう。

 

何しろホンダが撤退することで角田のホンダ育成という肩書は全く役に立たなくなりますから、4位でいくらスーパーライセンスが取れたからといっても、アルボンやクビアトの方がマシだと思われても仕方ないでしょう。

 

 

この4レースを終えてポイントランキング3位以上というのは、思われているよりもかなり難しい条件だと思います。

昨年、チャンピオンのニック・デ・フリースは最終戦の2レースでノーポイントでした。一方で年間4位だったセッテ・カマラは1位3位という好成績を残しました。

 

こういう状況でランキング3位が手からこぼれ落ちるというのは割と起こりやすい。角田はF1のシートを獲得したいのなら、残り4レースで最大限のポイントを獲得しなければなりません。

ここで踏ん張ってランキング3位以上でシーズンを終えられたのであればレッドブル側にもかなりのアピールになるでしょう。

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