イギリスGPの決勝が行われ、ルイス・ハミルトンが優勝しました。
昨年までのメルセデスを彷彿とさせる「圧勝」
5th career #BritishGP win
— Formula 1 (@F1) 2017年7月16日
4th #BritishGP win in a row
Cuts VET's championship lead from 20 pts to one pt
Not a bad day at the office 🇬🇧 pic.twitter.com/tCrMNVQeVn
ベッテルは左フロントタイヤがバーストしタイヤ交換。
これで7位まで順位を落としました。
これにより、チャンピオンシップは
ベッテル 177
ハミルトン 176
1点差になりました。
ハミルトンは今回2位以下を大きく引き離す圧倒的な勝利をおさめました。
フェラーリはタイヤの寿命を全て使ってしまい、これでタイヤが壊れたという感じです。
今回、当初は2ストップが予想されていました。
しかし蓋を開けてみたらぎりぎり1ストップでいけるかもしれないという雰囲気。
フェラーリは当然1ストップ作戦を取りました。
しかしフェラーリの2人はタイヤを全て使ってしまうほど酷使していたということです。
LAP 51/51: PUNCTURE FOR VETTEL#BritishGP 🇬🇧 pic.twitter.com/XhdGm2Ksnl
— Formula 1 (@F1) 2017年7月16日
メルセデスの車はシルバーストーンやスパ、鈴鹿といった高速サーキットでは力を発揮する設計になっています。
逆にフェラーリは小回りが効く区間で速いですが、シルバーストーンは完全に中高速のコーナー中心。
しかし、それを加味してもメルセデスから10秒以上も引き離されてしまったのはあまりに痛い。
さらにメルセデスは新しいパワーユニット投入でスピードも上がってます。
フェラーリは夏休み明けまでになんとか対策しないと今シーズンの年間優勝は厳しい・・・
そして今回ルノーのヒュルケンベルグが6位入賞を果たしました。
これは非常に大きい。
フォース・インディアも安定のダブル入賞で強さをみせましたが、ラップタイムは結構苦しんでいたようにも思えます。
また、レッドブルのフェルスタッペンは序盤でベッテルを押さえ込みました。
ストレートスピードでもそこそこ肉薄できていました。
リカルドもウィリアムズもなんなくオーバーテイクしていました。
次のハンガリーはどうなるか予想できないですが、夏休み明けのスパやモンツァは今のままだとメルセデスの圧勝になる可能性が非常に高いです。
さて、3月頃にマクラーレンは前の車が一気に脱落したり波乱が起きないと今シーズンはポイントを取るのも難しいだろうと予想して記事を書きましたが、またしてもそれが的中しました!!
ホンダPUの馬力不足&デプロイ不足によりストレートが遅すぎて前の車につっかかって抜けない。これでタイムロス。気がつけばルノーヒュルケンベルグより1周1秒も遅いペース。
アロンソはまたしてもトラブルでリタイア。
9月のアロンソの決断が楽しみです。
正直、ホンダでは今のハイブリッドエンジンにおいては、ルノーにすら追いつけない気がします。
ルノーエンジンは今後はそんなに大きなアップデートはないということなので、モンツァやスパはちょっと厳しくなりそうです・・・