8度のWRCチャンピオンで、トヨタからWRCに参戦しているセバスチャン・オジェは、F1のルイス・ハミルトンが2021年のチャンピオンシップを「奪われた」と述べています。
オジェは「he was robbed (彼は奪われた)」と語り、「ただあの週末を見ると、あれは窃盗だった(it was theft)」と非難しています。
"robbed"という言葉はここ1ヶ月様々なレース関係者やレーシングドライバーの感想で目にします。
敗れたという意味のbeatenやdefeated、あるいはlostではなく、強奪されたという意味の「robbed」が使われているというのは、いかに異常な出来事だったかを示しています。
robbedは「奪われた」と直訳できますが、robというのは強盗・強奪という意味に近いので「盗まれた」と訳してもほとんど同じです。
いずれにせよセバスチャン・オジェが公の場でF1の一件を口にしたという話題です。