アメリカGP同様2年ぶりとなるメキシコGP。
フリー走行の序盤は路面がかなり汚れていてルクレールとペレスがスピンしてリアウィングを破損するという場面も。全く同じ場所、スタジアムセクションを抜けた先の16コーナーでした。
Peraltada BITES!
— Formula 1 (@F1) 2021年11月5日
Both Charles Leclerc and Sergio Perez slide backwards into the barrier and pick up some rear wing damage 😱#MexicoGP 🇲🇽 #F1 pic.twitter.com/ZM4Jzi5F1D
フリー走行の前に角田とストロールがパワーユニットを交換し、グリッドペナルティが確定しました。
角田はICE、ターボ、MGU-H、MGU-K、エキゾーストを交換。
角田とストロールの2人は最後尾からスタートすることになります。
噂では、メキシコでレッドブルがメルセデスより圧倒的に速いようならハミルトンが5基目のICEを入れるのではないかと言われていますが現時点では不明です。
前戦アメリカGPの時に書きましたが、エルマノスロドリゲスサーキットは特性的にレッドブルにかなり有利なサーキットで、他よりもフェルスタッペンの勝ちが見えています。
FP1ではボッタスがトップタイムだったものの、フェルスタッペンはハードタイヤの状態でソフトタイヤを履いた他のドライバーより速かったのでポテンシャルは高く、FP2では大差でトップタイムを叩き出しています。レッドブル陣営は”Must-Win"だと考えているでしょう。金曜のフリー走行を見ている限りではレッドブルはリアのスライドが少ない。
2019年のメキシコGP予選におけるフェルスタッペンとハミルトンのタイム差が0.5秒あったことを考えるとFP2は順当なタイム差と言えます。ロングランでもフェルスタッペンはセクター2だけでハミルトンより0.3秒以上速かったので決勝でも揺るがないと思われます。
母国GPとなるペレスはこのチャンスを逃したくないと思いますが、万が一ペレスがトップでフェルスタッペンが2位を走行していた時にチームオーダーを出すのか気になるところですね。
レッドブルと車のコンセプトが近いアルファタウリもここでは戦闘力は高そうで2台揃って上位につけています。アクシデントに巻き込まれなければ角田も後ろから上がってくる事が予想されます。
マクラーレンはアストンマーチンよりも下位に沈んでおり、車とサーキットの相性は悪いように思えますが予選までに修正できるのか。