三連戦の最後、オーストリアGP。
という結果に。
ハミルトンが縁石で車にダメージを負ったことでノリスが再逆転し表彰台を獲得。
3番手スタートだったペレスはノリスとのバトルとルクレールとのバトルでそれぞれペナルティを受け、最終的に6位となりました。
角田はピットレーンエントリーで白線を横切ったためペナルティ。なんと2回。ポイントを逃しました。
予選で活躍したラッセルですが、ぎりぎり11位でポイント獲得ならず。
フェルスタッペンについては昨日の予選後に予想した通りの結果になったかと思います。
ここ数戦アップデートを毎回入れてペースアップしているレッドブルと、既に今シーズンの開発を終えて来年の車に移行したメルセデスの差は明確に出るだろうと予想します。
フェルスタッペンは今週ウイングのアップデートも入れてますので先週から更にペースが上がっていたのが窺えました。
今回色々な意味で活躍したのがノリス。
予選のフロントローはもちろん、レースではスタートでペレスと接触し、ペレスが順位を落とし、なおかつペナルティという状況を作り出しました。これがなければ普通にオーバーテイクされるかアンダーカットされて表彰台はなかったかと思います。
そして、ストレートの速いマシンでかなりの周回ハミルトンの前を走り続けた。あっさり抜かれていればその後ハミルトンがマシンにダメージを負うこともなくレースは淡々としたものになっていたかもしれません。
表彰台だけでなく、レースを演出したという意味でドライバーオブザデイに相応しかったと思います。
Take it in, @LandoNorris! 🧡
— McLaren (@McLarenF1) 2021年7月4日
Enjoy the moment. 🍾☔️#AustrianGP 🇦🇹 pic.twitter.com/xo8YgFJh4k
ボッタスはハミルトンと同じダメージを避けるために縁石を避けて走行。これによりノリスに追いつかれますが、1秒以内には入れさせず。5番手スタートから2位と良い結果を残しました。
フェラーリは予選はQ2落ちでしたがしっかり上げて来ました。サインツは5位、ルクレールはオーバーテイクに苦労し8位。なぜかルクレールがペレスのアンダーカットを安々と許す戦略は疑問が残りました。
アルファタウリはソフトタイヤスタートが完全に裏目に出ました。