誰もが実力を認めるマックス・フェルスタッペンですが、将来レッドブルを離れてフェラーリかメルセデスに移籍するかもしれません。
フェルスタッペンのここ数ヶ月の発言を見ていると、レッドブルの開発力に疑問を抱き始めているように思えます。
PUも車体もトップではない今のレッドブル
以前のレッドブルは「パワーユニットで不利だけど車体は最速」というのが通説でした。
しかし今年のレッドブルは「車体も最速ではない」という状況。
16、17、18年とレッドブルをドライブしているフェルスタッペンはその変化をよくわかっているでしょう。
特にシーズン序盤の苦戦はかなりフラストレーションだったかと思います。
フェラーリどころかマクラーレンを気にしなければならないレースがいくつかあった。
そしてパワーユニットの開発でもホンダに満足していない印象です。
今年のカレンダーでパワーがなくても勝てるサーキットは
たった3つです。
つまり、馬力がなければ勝てないサーキットだらけなのが現状。
特にアゼルバイジャンやカナダ、ロシア、ベルギー、イタリアあたりは馬力がないと話になりませんので、これらのレースを「我々のパッケージにあっていない=パワーがないから勝てない」と言って諦めるわけです。
実際ヨス・フェルスタッペンは、レッドブルがチャンピオンを取れる車を作れないならマックスが移籍すると警告しています。
フェルスタッペンの「メルセデスの車に乗れば誰でもチャンピオンになれる」という発言もその一つです。
銀あるいは赤に身を包むフェルスタッペンを見る日もそう遠くはないでしょう。
おそらく来年チャンピオンを取れなければかなり真剣に考えるはず。