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2019 F1イタリアGP 予選 スリップストリームの取り合いでめちゃくちゃなQ3に

イタリアグランプリの予選が行われ、シャルル・ルクレールポールポジションを取りました。

 

モンツァはそのサーキット特性から、エンジンパワーがあって、ストレートスピードが速い車が圧倒的に有利です。

また、スリップストリームによるストレートスピードの増加も非常に恩恵が大きい。

 

他のサーキットですと、前に車がいると乱気流でコーナリングが乱れてしまうわけですが、モンツァの場合そのデメリットを上回るタイムアップが見込めます。

 

ということもあり、予選ではトーの取り合いに。

各車、誰かの後ろ、しかも2秒以上離れたところに位置取りしたいという思惑。

 

そして予選Q3、誰も先頭を走りたくないという状況となり、全車ギリギリでピットアウト。

ほとんど同じタイミング、しかも残り時間ギリギリでピットアウトしたため大混雑。

 

車間距離を空けたいという思惑も重なり、ついにフィニッシュラインを通過できないほど遅れてしまいました。

結局先頭にいたカルロス・サインツだけがアタックラップに入り、残りはチェッカー。

 

以前はここまで酷くなかったのですが、スリップストリームを使わないとポールポジションは取れないというくらいの接戦になっているため今のルールだとこうなってしまうというのが露呈した感じですね。

 

 

モナコハンガリー等ではできれば他の車がいないところを走りたいという思惑がある一方、バクーやモンツァ、スパなどでは誰かの後ろ2~3秒あたりを走ってトーを得たいという思惑が出てきてしまいます。

考えものですね。

 

これを根本から解決するには、Q3をワンショットラップ方式にするというのが良いかもしれません。

1人ずつ、1回だけアタックするというもの。昔F1でもやってましたけど、これならスリップストリームのことは考えずにすみます。

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