佐藤琢磨ですが、過去4戦の平均順位が20位と低迷しまくりです。
デトロイトで3位になって以来、1桁順位でのフィニッシュがありません。
今シーズン、アラバマでは優勝し、インディ500では3位だった佐藤琢磨ですが、かなり窮地と言えるでしょう。
ポコノではスタート直後にクラッシュ。
しかも多重クラッシュの原因となったと言われています。
映像を見てみると、琢磨はアレクサンダー・ロッシをアウト側からオーバーテイクしたのですが、ロッシのイン側にはハンターレイがおり、ロッシを2人で挟むような3ワイドになっていました。
ロッシをオーバーテイクした直後、琢磨は微妙に左に寄っており、これによりロッシと接触しました。
動きを見ると、琢磨はロッシのさらにインにハンターレイがいることに気づいていなかったのではないかと思われます。
完全に琢磨に非があるクラッシュではないものの、スタート直後にクラッシュは・・・。
前半の好調はどこへやらで、ここ数戦とも下位に沈んだりリタイアしている佐藤琢磨です。
昨年対比でもレースの粗さが目立つようになってきており、集中力に欠けている印象。
このままだとシートを失ってもおかしくない。
若手のドライバーがこういったクラッシュをするのはありがちですが、琢磨のようなベテランがこの手のミスをするのはチームも許容できないでしょう。
ちなみにチームメイトのレイホールは過去4戦、9位、8位、9位、9位という成績です。
これと比べると、琢磨の平均20位がいかに低いかわかります。
琢磨は年齢的にもレーシングドライバーとしては晩年です。
反射神経であったり、瞬時の判断という部分でも年齢はどうしようもない。
ちなみに社長と言われるエド・カーペンターですら琢磨より4歳若いです。