ブラジルGP予選時のスピードトラップ比較です。
スピードトラップは1コーナー手前にあります。
チーム | ドライバー | パワーユニット | スピードトラップ速度 |
---|---|---|---|
フォース・インディア | オコン | メルセデス | 332.7 km/h |
メルセデス | ボッタス | メルセデス | 330.9 km/h |
ウィリアムズ | マッサ | メルセデス | 330.4 km/h |
フェラーリ | ベッテル | フェラーリ | 329.9 km/h |
ハース | グロージャン | フェラーリ | 326.3 km/h |
レッドブル | リカルド | ルノー | 324.5 km/h |
トロロッソ | ガスリー | ルノー | 322.7 km/h |
ザウバー | ウェーレイン | フェラーリ | 321.2 km/h |
ルノー | サインツ | ルノー | 320.2 km/h |
マクラーレン | アロンソ | ホンダ | 316.2 km/h |
※DRS有
メルセデス勢が上位というのは変わりませんが、予選モードでDRSがある状態ではメルセデスとフェラーリの差は1~2 km/hといった所でしょう。
ルノー勢はメルセデス対比では10km/hまではいかずとも6~7km/hはトップエンドに遅れがあるようです。
ホンダはシーズン通してトップスピードがまるで改善されず、アロンソもマッサをオーバーテイクするどころかしかける事すらできないほどスピードに差がありました。
トップからは15km/hも遅く、ほとんど別カテゴリのエンジンです。
フジTV解説の津川さんが「ホンダは過去2年間を無駄にした」と言っていたように、シーズン通してまるで進歩がないという事が露呈しています。
逆にメルセデスは今シーズンのドラッグの大きいマシンでも330km/hに乗せられる馬力を生み出すことに成功しており、メルセデスの開発力の高さが窺えます。
マクラーレンは3年間もホンダの不出来に悩まされました。車がどんなによくてもエンジンが酷いせいで簡単にオーバーテイクされてしまう。逆にオーバーテイクもできない。
このマクラーレンの苦しみは後アブダビGPのみ。来年からはルノーエンジンになり、過去3年とは異なるレースを見せてくれる事でしょう。
バンドーンとアロンソの2人もエンジンのフラストレーションからは開放されそうです。
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