2015年のF1シーズンもいよいよ最終戦。
トワイライトレースのアブダビグランプリです。
フリー走行からメルセデス2台の速さが光っていましたが、ハミルトンよりもロズベルグの調子が良さそうで、チャンピオン争いが終わって肩の荷が下りたのか、シーズン終盤で明らかに調子が上向きのロズベルグです。
予選では拮抗している気もしましたが、Q3ではロズベルグが全セクターでハミルトンを上回ってポール獲得。6戦連続です。
そして今回の予選、フェラーリがやらかしました。
ベッテルがQ1落ち。トラブルではなく判断ミス・・・。アタックしていれば間違いなくQ2に進出できたのに。
そしてそして大健闘のセルジオ・ペレス、フォース・インディア。
フェラーリに肉薄するタイムで4番手獲得。もうメキシコのヒーローですよこれは。
フォース・インディアはウィリアムズよりこのサーキットでは速い。
フォース・インディアは今シーズンの序盤は苦戦したものの、Bスペックカー導入で一気に挽回し、ロシアでは表彰台獲得したりと、この規模のチームがシーズン後半でここまでやってのけるのは凄いです。
そういえば、レッドブルは来季のエンジンが決まったようですね。たぶんルノーなんでしょうけど、レッドブルがF1撤退は痛すぎますから残って欲しい。
そんなレッドブルですが、やはりセクター1とセクター2のストレートが遅い・・・。
フェラーリですら330km/hオーバー。もちろんメルセデスパワーユニット勢も。
しかしルノーPU勢は320km/h程度。辛い。
言うまでもなくマクラーレン・ホンダはもっと遅い。310km/h
メルセデスPUと20km/hも速度差があるとか、もはや別カテゴリか?というレベルです。マクラーレンはダウンフォース付け気味っぽくて、セクター3ではそこそこ良いタイム。しかしセクター1、2があまりにも遅い。バトンの12番手は健闘したと言えます。
ハミルトンは最終戦で勝ってシーズンを締めくくりたいでしょうが、レースペースもロズベルグが良さそうな感じ。勝機はあるのか。