フリー走行や予選を見てもメルセデス圧倒的という中、決勝レースのスタートでマッサとボッタスがロケットスタートを決め、ハミルトンとロズベルグの前に。
ストレートで伸びるウィリアムズ2台を前に、メルセデス2台はペースを付き合わされることに。
しかし、ハミルトンのピットストップにウィリアムズが反応できず、というか後手に回ってしまったことで、ハミルトンのアンダーカットが成功。
ハミルトンが前に出てからはウィリアムズ2台はまったく手が出せず。
その後雨が降ってカオスな状態になったものの、ハミルトンが適切なタイミングでピットイン。
2年連続の母国優勝を達成しました。
そして序盤からかなり苦戦していたベッテルですが、インターミディエイトを履いたタイミングがよく、奇跡の3位。
ウェットコンディションではウィリアムズはちょっと遅すぎましたね。ダウンフォースが少ないことが影響。
本当にウィリアムズ2台が前に出た時は驚きましたが、完全に作戦負けしてましたね。
ボッタスを前に出すとか、マッサを早めにピットインさせてハミルトンにアンダーカットさせないとか、色々作戦はあったと思うんですが、コンサバすぎて逆にしてやられましたねえ・・・。
なんというかもったいなさすぎる。ウィリアムズ速いですよドライ。こういうパワーサーキットだとウィリアムズとフェラーリは互角というよりウィリアムズのほうが速いですね。レースでも予選でも。
ハミルトンというヒーローがいる。そして期待に応えてくれる。だからこれだけのお客さんが来る。ハミルトンは実力で証明していますね。
そういえば今回初めてバーチャルセーフティーカー入ってましたね。あの位置は危なそうでしたから良い判断だった?
さて、シーズン半ばを迎えての勢力図ですが。
メルセデス>>フェラーリ≧ウィリアムズ>レッドブル>フォース・インディア>トロロッソ>ロータス>ザウバー>マクラーレン>マノー
です。ウィリアムズとフェラーリが接近しました。レッドブルも結構浮上してきました。
シーズン序盤は後方に沈んでいたフォース・インディアがポイント争いが確実にできるところまで来たようです。
コース特性によってもちょっと変わりますが。
終わってみれば完走13台ですか?
クラッシュやらトラブルやら・・・。ロータスは本当にドライバーどうにかならないんですかね。さすがにここまで毎回のようにリタイアだとお金の無駄遣いにもほどが。
そしてマクラーレンはパワーユニットの影響がパッケージ全体に及んでいる感じで、パワーもないしスタビリティもないし、負のスパイラルに陥っていますね。今回トラブルなくゴールできてアロンソ初ポイントでしたが、普通にやってたら17、18番手でしたからねえ。