2019年のF1シーズンもわずか5戦目にして佳境・・・
スペインGPのフリー走行で、メルセデスとフェラーリの絶望的な差が見えてしまいました。
簡単に言えば、メルセデスが圧倒的に速い。
ソフトを履いた時は0.3秒~0.4秒ほどメルセデスが速いだけですが、ミディアムだと0.5秒以上メルセデスの方が速い。
ダウンフォースが必要なセクター2、メカニカルグリップが必要なセクター3。この両方でメルセデスはフェラーリより明らかに上。
オーストラリア、バーレーン、中国、アゼルバイジャンと、1-2フィニッシュを決めたメルセデス。
ここからのヨーロッパラウンドというのは、車の実力がかなり反映されます。
昨年のヨーロッパラウンドはメルセデスとフェラーリがかなり拮抗した戦いでした。
実際2018年シーズンは、後半戦まではフェラーリの方が速かった。
しかし今年はメルセデスの方が明らかに序盤から速い。
スペインでメルセデスの方が速いことがわかったので、ヨーロッパラウンドはメルセデスが俄然有利。
今シーズン、メルセデスの21戦18勝はほぼ確実か。
一方レッドブルですが、やっぱりリアがナーバスなのは変わっていない様子。
コーナリングの挙動を見ても、メルセデスほどの俊敏さは感じられない。
おまけにストレートもかなり遅いです。
現状ではがんばってもハースの上か。あわよくばフェラーリの1台を食う。そんな目標になるのではないでしょうか。
ハースの方が速いかもしれない。