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2018 F1フランスGP 予選 ストレートスピード比較。やっぱりホンダPUは遅かった?

セクター2の計測地点比較

チーム ドライバー パワーユニット S2計測地点速度
 フェラーリ  ライコネン  フェラーリ  290.1 km/h 
 メルセデス  ハミルトン  メルセデス  286.8 km/h 
 ザウバー  ルクレール  フェラーリ  286.3 km/h
 フォース・インディア  オコン   メルセデス  286.2 km/h
 ルノー  サインツ  ルノー  286.0 km/h
 ハース  グロージャン  フェラーリ  285.5 km/h
 ウィリアムズ  ストロール  メルセデス   284.6 km/h
 レッドブル   フェルスタッペン  ルノー  284.1 km/h 
 マクラーレン  アロンソ  ルノー  281.2 km/h
 トロロッソ  ハートレー  ホンダ  280.1 km/h

 

 

頭打ちするロングストレートのスピードトラップではなく、中間加速がわかるセクター2の計測地点で比較です。

はっきりとパワーユニットの差が出ています。

 

これを見るとフェラーリメルセデスもかなり近いところにあると言えます。

フェラーリが飛び抜けて速い印象ですが、予選のタイムではメルセデスが上だったということで、メルセデスは高速コーナーで稼いでいたのではないかと思われます。

 

 

 

これを見ると明らかにホンダのPUを使うトロロッソが遅いです。

レッドブルとの差でも4km/h、ルノーワークスとの差は6km/hありますし、ドラッグが大きいマクラーレンすら1km/h速い。

 

先日、レッドブルがホンダを来季使うことに関して、時期が早すぎるという記事を書きました。

この馬力の差がまさにその理由です。ホンダPUはまだ他のメーカーより明らかに劣っている。

レッドブル首脳陣も「やばい・・・ルノーのままで良かったかも」と落胆しているかもしれませんね。

 

ちなみに他の計測地点でもトロロッソは軒並み下位です。

 各チームがアップデートを入れた事で、ホンダとの差は広がったと言えるでしょう。

 

レッドブルもだいたいどこの計測地点でも下の方ですから、パワーの差でメルセデスに差をつけられてしまったのでしょうね。

これだけストレートがたくさんあるサーキットでは、フェラーリメルセデスのPUを搭載したチームが有利になると予想されます。

 

bettergear.hatenadiary.jp

 

www.as-web.jp

 

 

スピードトラップで比較しない理由

スピードトラップはストレートが長い上に、DRSを使っています。

そのため、いくつかのチームは最高速に達してから頭打ちして伸びなくなり、どこのチームも似たような数字になりがちだからです。

一方で、中間加速がわかるセクター2の計測地点では、よりはっきりとした差が出るというわけです。

あまりにもコーナーの脱出地点から近いと、トラクションの差の方が大きく出たりするので、程よい場所があります。

 

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