チーム | ドライバー | パワーユニット | スピードトラップ速度 |
---|---|---|---|
ウィリアムズ | シロトキン | メルセデス | 320.0 km/h |
ハース | マグヌッセン | フェラーリ | 319.8 km/h |
ルノー | サインツ | ルノー | 319.2 km/h |
メルセデス | ハミルトン | メルセデス | 318.0 km/h |
フォース・インディア | ペレス | メルセデス | 316.7 km/h |
レッドブル | リカルド | ルノー | 316.6 km/h |
ザウバー | ルクレール | フェラーリ | 313.9 km/h |
マクラーレン | バンドーン | ルノー | 312.5 km/h |
フェラーリ | ベッテル | フェラーリ | 309.4 km/h |
トロロッソ | ガスリー | ホンダ | 304.3 km/h |
バクーの長いストレートでついにパワーユニットの本来の実力差が見えました。
スピードトラップはストレートの途中にあるため、パワーユニットの実力差が見えやすいデータです。
ルノーワークスはダウンフォースをかなり削っているようなので速いのですが、全体を見るとメルセデスがやはりパワーがある印象です。
フェラーリはベッテルもライコネンも309km/hなので、ダウンフォースをかなりつけていると思われます。ストレートエンドでも330まで届かない感じです。
ホンダのPUを積むトロロッソは圧倒的な最下位。
トロロッソはドラッグが小さい車ですから2018年のホンダのPUがいかに非力か証明されました。おそらくトロロッソはストレートだけで1秒はおいていかれているでしょう。
逆にドラッグが大きいマクラーレンでも312km/hは出ています。
メルセデスはパワーユニットで勝っていてもフェラーリほどタイヤを使いこなせないことが差をつけられた要因でしょう。
カナダやバクーはパワーユニットの回生や出力が非常に大きなタイム差を生みますので、メルセデスPU勢は若干有利ですが、フェラーリもある程度肉薄しています。
一方でホンダPUは昨年同様相変わらずの遅さです。トロロッソも頭を抱えたでしょう。
また、何度も言っているようにマクラーレンはルノーに変えて大正解だった事も証明されました。
ルノーはもう一歩という感じですね。ルノーワークスにもある程度速さがあったので圧倒的に差をつけられているというほどではないです。