各メディアが報じている噂では、ホンダがF1のエンジン開発でイギリスのイルモアから協力を受けるようです。
以前、マクラーレンやホンダ内部でも外部から積極的に専門家を受け入れるべきだったという意見が出ました。
今のホンダにはF1のエンジンをまともに作れるだけの人材がおらず、外部の企業から引き抜き等をしないと進歩しないだろうという話でした。
フェルナンド・アロンソもホンダについて外部の支援を受けるべきだったと苦言を呈しました。
これを受けてなのかは知らないですが、イギリスのイルモアのエンジン開発スペシャリストがホンダのパワーユニット開発に参加したようです。
公式には発表されていませんが、イルモアがホンダのエンジンの隅から隅まで手を入れて改善し、ダイナモ上で劇的な進歩がみられているといいます。
端的に言うとホンダが作っていたパワーユニットはイルモアからしてみれば酷い出来だったというわけです。
ホンダはダイナモの結果を信頼しすぎたため、シーズン序盤でダイナモ上での結果とサーキット上での結果が一致せず、信頼性が最悪な状況に陥りました。
イルモアはルノーパワーユニットの改善にも協力しており、これにより2016年にはルノーパワーユニットが格段の進歩と遂げました。
さらに、噂ではメルセデスからもホンダのエンジン開発に加わった人材がいるとか。
ホンダ側も外部からの協力を得ていることを否定しませんでした。
17年にこのイルモア協力後のホンダパワーユニットが登場するのかはわかりませんが、18年には出てくるでしょう。
マクラーレンはまだ来季のエンジンメーカーを発表していません。