インディカーの第14戦がポコノで開催されました。
予選で佐藤琢磨選手はポールポジションを獲得するなど好調を見せていましたが、レースでは車が全く曲がらないという状況に見舞われます。
ピットストップでフロントウィングを立ててダウンフォースを増やす調整を試したものの全く改善されまず。
ポールポジションを取った車が10位圏外になってしまうという悪夢に。
佐藤琢磨選手自身もチームメカニックも困惑していました。
セットアップを部分的に共有しているチームメイトのロッシがレースでは良かっただけに、琢磨自身もなぜアンダーステアがひどかったのか原因を究明したいところでしょう。
優勝はウィルパワー。中盤では後方に沈んだものの、こちらは速さを取り戻して後半に快走。最後は後ろを引き離してフィニッシュしました。
序盤はホンダ勢がかなり好調でしたが、最後の最後にシボレー勢もペンスキーが軒並み上位に来たということで、ペンスキーの強さが発揮されたような印象です。
ちなみに予選では琢磨のチームメイトのハンターレイが大クラッシュ。しかし翌日のレースには出場してました。前から当たってたらおそらく骨折してたでしょうが、横向きで当たったのが幸いだったようです。