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2016 F1 第8戦 ヨーロッパGP 予選 感想。ハミルトンまさかの・・・

アゼルバイジャン、バクー市街地サーキット。

予選は波乱が起きました。

 

ハミルトンがQ2からどうも不調。タイムは出るけどコースアウトしたり。

そしてQ3・・・

ハミルトンがなんとクラッシュ。タイムも出しておらず10番手。

 

そんな中、ロズベルグは順当にトップタイム。

そしてメルセデスパワーユニットを活かしてフォース・インディアのペレスがなんと2番手。

しかし、ペレスはフリー走行でギアボックスを交換しているためペナルティで5グリッド降格。

 

3番手はまさかのレッドブル、リカルド。

レッドブルは明らかにパワー不足で、かなり薄いリアウィングでダウンフォースを削ってましたが、そんなハンデも振り払って3番手。

 

さらに、なんとベッテルがリカルドと同タイム!

同タイムだけどリカルドの方が先にタイムを出したので4番手・・・。

 

フリー走行では苦戦しているような印象もあったフェラーリですが、まずまずの位置に。

一方、メルセデスパワーユニットを積んでいるのに歯車が噛み合わなかったのがウィリアムズ。

ボッタスはQ3でまともにタイムアタックできず。本来ならフェラーリ並の速さはあったはず。

 

 

 

パワーの差がはっきり出たバクー市街地コース

フォース・インディアが2番手タイム、レッドブルフェラーリを0.5秒引き離しており、このコースにおけるパワーの重要性が顕著に出ました。

レッドブルは実質コーナーが1個しかないセクター3だけで0.5秒も失っています。

マクラーレンなんかは1秒くらいセクター3だけで遅いんじゃないかというほどパワーがないですね。

 

いずれにせよ、メルセデスはパワーもあるしトラクションも良いしコーナリングスピードも速いし、総合力で圧倒した形でした。

 

レースはメルセデスはトラブルが出なければ確実に勝ちそうですが、

フォース・インディアやウィリアムズは上にあがってきそうな予感がします。

何しろ燃費に厳しい上にストレートが長いですから、メルセデスパワーユニットは有利です。

 

引っ掛かってタイムが出なかったとは言え、マノーの2台にバトンが負けましたし、アロンソも14番手に沈んでいることからも、いかにホンダのパワーユニットに力がないかというのを反映しています。

レースではさらに厳しくなるでしょう。

 

GP2のレースではクラッシュが多発し、セーフティカーが何度も出動してました。

F1ではさすがにそこまで酷くはないでしょうけど、エスケープゾーンが全然ないですから、荒れる可能性はありますね。

2016 ル・マン 24時間レース 結果

なんとトヨタが最後の最後に失速。

ポルシェ逆転優勝

 

ポルシェが優勝です。

 

トヨタが1分以上の差でリードしていましたが、なんと最後の5分でトラブル発生。

これでポルシェが逆転。

 

bettergear.hatenadiary.jp

 

LMP1 結果

1. ポルシェ #2

2. トヨタ #6

3. アウディ #8 

 

 

順位の詳細はFIA公式のライブタイミングで見れます。

FIA WEC LIVE

http://live.fiawec.com/

 

 

2016年ル・マンの流れ

雨のためセーフティカースタート

ポルシェ・トヨタアウディの1台ずつが三つ巴

トヨタが逆転してリード

ポルシェ1号車にトラブル

アウディにもトラブル

トヨタ6号車とポルシェ2号車のトップ争い

トヨタ6号車が夜中に接触がありペースが落ちる

トヨタ5号車がじわじわ迫る

トヨタ5号車が逆転

トヨタ5号車&トヨタ6号車VSポルシェ2号車

小林可夢偉がスピン。トヨタ6号車戦線離脱。

燃費で勝るトヨタ5号車がリード。ペースも拮抗

ポルシェとの差が1分以上開き、トヨタ楽勝ムード

最後の6分あたりでトヨタ5号車(中嶋一貴)にトラブル。失速し、ホームストレートでストップ

ポルシェ2号車が逆転優勝

 

 

トヨタ5号車が止まったあの瞬間のトヨタ陣営とポルシェ陣営のピットの姿が忘れられませんね。

トヨタ陣営は本当に愕然という感じで、呆然とするだけ・・・。

 

ポルシェ陣営はドライバーたちは床に転がるくらい歓喜してて、首脳陣は「嘘だろ!?」という顔をしていて、一部のクルーは感極まっていて・・・。

 

ある意味歴史に残るル・マン24時間レースになりました。

トヨタは昨年と比べれば雲泥の差で、トップ争いができる速さがあり、長い時間1位を走ったのは見事でした。これでまた来年も「敗者のままでいいのか」というキャッチフレーズを掲げることができます。でも来年はアウディも逆襲してくるでしょう。

 

ハイライト

 

 

 

 

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2016 F1 ヨーロッパGP(バクー) スピードトラップ比較&セクター3タイム

このサーキットはちょっと特殊で、ストレートの途中にスピードトラップがあるため、スピードトラップでは最高速はわかりません。

ただし、コントロールラインのところでも速度がわかります。

 

また、ホームストレートでスリップストリームに入ると、一気に速度が上昇するために、スリップに入っていないと思われるもので比較しています。

  

スリップ&DRS有りと思われる状況。コントロールライン。

ウィリアムズ ボッタス 366 km/h

レッドブル フェルスタッペン 354.2 km/h

マクラーレン バトン 349.1km/h

 

これを見てわかるように、スリップストリームに入ってもメルセデスパワーユニットは圧倒的な速さを見せます。

 

DRS有り、スリップなしの状況。スピードトラップ。

フォース・インディア ヒュルケンベルグ 325.1 km/h

フェラーリ ベッテル 325.0 km/h

ザウバー ナッセ  325.9 km/h

トロロッソ クビアト 324.9 km/h

マノー ウェーレイン 324.5 km/h

マグヌッセン 319.5 km/h

マクラーレン アロンソ 319.3 km/h

 

ちなみに最速はロズベルグの334.8 km/hですが、これはスリップストリームに入っていると思われます。

 

こういったデータを見てもわかるように、スリップストリーム次第で相当な速度差が生まれます。

また、コーナーからの立ち上がり、トラクションの良し悪しでも速度差が出ます。

 

オンボードを見ていると、スリップがないとメルセデスでも340km/h前後までしか伸びてきません。

しかし、そこに至るまでの時間、加速力の違いが出ています。

 

レッドブルルノーPUの弱点を補うために、モンツァで使うような薄いリアウィングを使っています。

しかしそれでも全体で真ん中くらいのスピードしか出ていません。

 

セクタータイムを見ると、一目瞭然でホンダのパワーのなさがわかります。

 

実質コーナーが1個しかない、ストレート主体セクター3のベストタイム

16コーナーを抜けてほぼ全開のセクター3です。

 

(秒)

ロズベルグ 24.420

ハミルトン 24.494

ペレス 24.854

リカルド 24.869

フェルスタッペン 24.881

ハリアント 24.902

グティエレス 24.909

ボッタス 24.968

ナッセ 25.024

ベッテル 25.031

クビアト 25.044

マッサ 25.069

グロージャン 25.102

ライコネン 25.128

ウェーレイン 25.164

パーマー 25.291

アロンソ 25.297

マグヌッセン 25.435

バトン 25.506

 

今のF1において、いかにパワーが重要かわかる、バクー市街地サーキットのセクター3です。

マノーのウェーレインがフェラーリライコネンと同じ様なセクタータイムを出しているということでもそれが伺えます。

また、フォース・インディアのペレスがレッドブルフェラーリを圧倒するタイムを出せたのも、このサーキットの特性が大きく出ています。

 

アロンソが「ストレートで0.7秒も失うのは辛い」とコメントしているようにパワーが無いと話にならないサーキットは多いです。

この後のイギリスやオーストリア、イタリア、ベルギー、メキシコあたりもそういったサーキットです。

 

2016 ル・マン24時間レース、最後の最後にポルシェが逆転勝利

なんと・・・

残り5分というところでトップを独走していたトヨタ5号車にトラブル。失速。

 

1分以上差のあったポルシェ2号車が最後の最後に逆転。

 

ポルシェ2号車がル・マン24時間レースを制しました。

 

 

 

なんという幕切れ。

トヨタは終盤ずっとレースをリードしていました。

 

ポルシェにすれば奇跡。

トヨタにすれば信じられないような悲劇。

ずっと速さを見せて1位を走っていたトヨタが24時間の残り5分でトラブル

誰もがトヨタが勝つと確信している中で起こったトラブル。

トヨタには呪いでもあるのか。昔もこういうことがありましたが・・・

トヨタ6号車が2位。トヨタル・マンで2位になってしまうという呪いなのか。

 

数日前にル・マン24時間レースの見どころという記事を書いたのですが、その中でトヨタの信頼性が心配と綴っていました。まさか当たってしまうとは。

 

トヨタTwitterも思わずこの一言。

 

なんかもうかける言葉もないです。ひたすらかわいそうです。

ポルシェと対抗できる速さがあって、ポルシェより燃費が良くて、1位も走ってたのにこんな悲劇。

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