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メディアが指摘しないF1 2021年シーズンの不自然な点

昨シーズン、2021年のF1は「操作されたレース」によって幕を閉じ、不正なレース運営をしたマイケル・マシがレースディレクターをクビになったわけですが、2021年シーズンにはこれ以外に不審な点がありました。

 

それがフロア面積の削減とディフューザーフェンスの制限です。

 

 

レギュレーション変更によってダウンフォースが10%程度減少したと言われています。

 

不審な点

このレギュレーション変更を行った理由は、「タイヤへの負担を減らすため」だと説明されていました

ダウンフォースによるピレリタイヤへの負荷が大きすぎて壊れる恐れがあったため、このレギュレーション変更を行ったようです。

 

しかし、2021年どうだったでしょうか?

アゼルバイジャンGPではフェルスタッペンとストロールのタイヤがバーストしました。

これ以外にもカタールでタイヤのパンクが発生しました。

このレギュレーション変更は名目上はタイヤへの負荷を減らすためだとしながら、本当の目的は「特定のチームを遅くするため」というのが真実です。つまり、このレギュレーション変更は全く公平ではなく、車のコンセプトによって影響が大きく異なりました。

 

フロアとディフューザーへの変更は、ローレーキのマシンに大きな影響を与え、ハイレーキのマシンへの影響は比較的小さなものになりました。

要するに、メルセデスアストンマーチンの車のパフォーマンスを意図的に落とすために行われた変更です。2020年にレーシングポイントがレッドブルより予選で速いことがあったのを思い出す必要があります。

 

実際、2021年シーズンの開幕前にウィリアムズの代表が「人為的に勢力図を変えるべきではない」と発言しています。

 

だったらレーキをつけたら良いじゃないかと思えますが、2020年~2021年はコロナ禍による緊急措置でトークンが導入されてマシン開発が大幅に制限されました。冬の間、車体に大幅な変更を加えることができなくなりました。

 

アストンマーチン代表のサフナウアーは、「レギュレーション変更によってローレーキのチームは不利になるのはわかっていた」と述べています。しかし、ローレーキのチームは2チームしかないため、反対票を投じてもレギュレーション変更が可決してしまったと言っています。

 

不自然なのが、コロナ禍でなるべく予算を抑えようとしていたにも関わらずレギュレーション変更を強行したことです。

ハースはこのレギュレーション変更に適切に対応する予算がなく、2021年シーズンはただ車を走らせるだけになってしまいました。

 

2020年シーズンは異例の事態となり、当初2021年からグラウンドエフェクトカーが導入されるはずでしたが、それを1年延期しました。

FIAはグラウンドエフェクトカーの導入を1年延期してまでコロナ禍に対応しようとしていたにも関わらず、2020年の車でそのまま2021年も戦うという救済策を講じず、余計な金のかかるフロアとディフューザーのレギュレーション変更を行いました。結局タイヤは壊れました。

 

そしてアブダビGPでのレース運営。某チームの予算制限違反。

あとはお察しの通りです。

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