シンガポールGPあたりから噂されていましたが、レッドブルレーシングが2021年に予算の上限を超えていたことがFIAによって発表されました。
Teams in compliance: Mercedes, Ferrari, McLaren, Alpine, AlphaTauri, Alfa Romeo, Williams, Haas
— Chris Medland (@ChrisMedlandF1) 2022年10月10日
Teams in procedural breach: Aston Martin
Teams in procedural and minor overspend breach: Red Bull#F1
レッドブルは手続き上の違反と実際に予算上限を超えた支出があったことが判明。
アストンマーチンは手続き上の違反のみのようです。
また、ウィリアムズは報告書の提出が遅れたため罰金が科されました。
手続き上の違反(procedural breach)は、予算上限に関する規則の解釈に問題があったということです。わかりやすく言えば、報告書の記入にミスがあった。
なお、8チームは予算以内に収めたことが確認されたとのこと。
シンガポールGPでインタビューを受けたクリスチャン・ホーナーは「自分達はルールを遵守していると信じている」と答えています。
予算超過に関しては、あまりにも規則違反のペナルティが寛大だと批判されています。5%以内だと、罰金だけで終わる可能性があります。
フェラーリのビノットは日曜に「私たちにとって重要なのは、違反が何であれ、違反があった場合にはペナルティは重大なものでなければなりません。」と述べています。
2019年のロス・ブラウンの発言が再び話題になっているようです。
ロス・ブラウン「不正に財務規則を破れば、チャンピオンシップを失うだろう」
Quotes from Ross Brawn back in 2019 have resurfaced, warning teams "if you fraudulently breach the financial regulations, you will be losing your championship." #F1https://t.co/UeKROdg7oV
— PlanetF1 (@Planet_F1) 2022年10月5日