この勝ち方がフェラーリに必要だった!
シャルル・ルクレールがフェルスタッペンをオーバーテイクし、ペダルのトラブルを抱えながらも勝利を手にしました。
フェラーリは序盤のレースペース及びタイヤのデグラデーションでレッドブルより優れており、フェルスタッペンはピットインを余儀なくされました。
これまでフェラーリはレースペースが課題でしたが、イギリスで入れたアップデートのおかげかオーストリアでは最後のVSCが出るまではレッドブルを圧倒しました。
CHARLES WINS!!!
— Formula 1 (@F1) 2022年7月10日
For the first time since Australia, @Charles_Leclerc will stand on the top step of the podium, with Max Verstappen 2nd and Lewis Hamilton 3rd #AustrianGP #F1 pic.twitter.com/Qi9p0x5VG0
サインツはエンジンから出火してリタイア。あまりにもったいなかった。リタイアしていなければ2位は確実だったでしょう。
そしてペレスはラッセルを抜こうとして接触。以前も同じ場所で接触してペナルティもらってませんでした?
その接触でマシンにダメージを負い、しばらく走った後リタイア。
ラッセルはフロントウィングにダメージを負い、ピットストップで交換したため、大きく順位を失ったものの、以前分析したようにレースペースでは中段より遥かに良いですから、4位まで戻ってきました。
ラッセルはリアウィングのスペアパーツがなく、仕方なくハイダウンフォースのウイングを装着したためレース中終始アンダーステアがひどかったようですが、それでも4位まで戻す速さがある。
ハミルトンは8番手スタートからDRSトレインに捕まるも、タイヤを温存して前がいなくなったところで一気にペースアップ。中段勢より1秒速いラップを重ねて最終的には3位。ストレートエンドでなく7コーナーでオーバーテイクするという離れ業を見せました。
そして予選の激怒無線が注目され、スプリントではチームオーダーを出された角田。
生き残った17台の中で16位。
ベッテルとぶつかりペナルティも喰らったガスリーより後ろでゴールしました。
今回ミック・シューマッハは大健闘の6位。
ハースはタイヤのデグラデーションがアキレス腱ですが、ダブルポイントを獲得。
P6!!!@SchumacherMick is your @Salesforce Driver of the Day after his highest ever F1 finish#AustrianGP #F1 pic.twitter.com/7K9BjXYfAr
— Formula 1 (@F1) 2022年7月10日
忘れてはいけない5位のオコン。
アルピーヌが速いというのはシーズン開幕時から言っていますが、その予想に違わぬ結果です。