2021年のイギリスGPは観客を動員し、人数の制限も行わずフルキャパシティで開催されることが発表されました。
ただし入場条件があり、2週間前までに2回目のワクチン接種を終えていること、あるいはシルバーストーン到着後48時間以内に抗原検査で陰性を証明する必要があります。
有観客開催は確実でしたが、全シート開放のフル収容で開催されるのはかなりの衝撃です。
インディ500は13万人動員しましたが、それでも通常の1/3程度でした。
イギリスではワクチン接種2回目を終えた人が3000万人を超えています。人口の約半数が完了していることになります。
しかし、新型コロナウイルスの感染者はリバウンド傾向にあり、4月には1日2000人程度の新規感染者数だったのが、最近は1日1万人以上に増加しています。
ハミルトンですら「(完全動員は)少し早すぎる」と言っており、これによってイギリスGPがネガティブなものになって欲しくないと考えているようです。
なおゴルフの全英オープンも3万人動員可能、テニスのウィンブルドンは決勝のみフル収容ということで、イギリス政府はスポーツに関しては観客を大勢入れてもよいという方針になっています。