スーパーフォーミュラ&スーパーGTチャンピオンの山本尚貴選手がガスリー車で出走し、30周を走りました。
車を絶対に壊せないという状況なのでマージンを取った走りでしたが、安定してなおかつラップタイムもそれほど遅れを取らない。
スーパーフォーミュラで鈴鹿を知り尽くした山本尚貴選手の良さが出ていました。
通常、F1にデビューする時はテストでかなり走ってからグランプリのフリー走行で走ります。
例えばガスリーなんかも日本でスーパーフォーミュラに参戦する傍ら、レッドブルのテストで走ってました。
しかし山本選手はそういったテストに参加してませんのでぶっつけ本番。
スーパーフォーミュラとは異なるピレリタイヤ、ハイブリッドのエンジン、これでもかというほど複雑な操作(スイッチ類)、英語での無線などなど簡単な状況ではなかったはずですから、さすがベテランドライバーだなという印象です。
昔と比べてF1のシートを獲得するのは並大抵ではなくなってますから、今回ホンダとレッドブル、トロロッソが用意した機会というのはかなり実のあるものになったかと思います。