シンガポールGP、パワーユニットの差がでにくい低速で特殊な市街地サーキット。
下馬評ではレッドブルがかなり速いと予想されていましたが、ベッテルが圧巻のアタックでポールポジションを獲得しました。
2番手3番手にはレッドブルの3台が並びました。
一方でポイントリーダーのハミルトンは5番手。
ベッテルからはコンマ6秒遅れで今回はPP取れる車ではなかったということです。
マリーナベイはオーバーテイクが非常に難しいですから、ベッテルはここでチャンピオンシップの逆転も濃厚に。逆にハミルトンとしてはスタートとピットストップで順位を上げたい所ですが、楽ではないでしょう。
ここはスタートの混乱が多いのでベッテルは気をつけたいところです。
今年から新しいレギュレーションで車幅も広くなり、タイヤも太くなり、ダウンフォースレベルも高くなったわけですが、壁をこすりながら駆け抜ける限界ギリギリの走りが見られました。
おそらく車自体はレッドブルの方が良かったんじゃないかというほどですが、ベッテルのドライビングが上回ったような感じでした。