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F1カナダGP ベッテルのミスとスチュワードの裁定がハミルトンに勝利をもたらす

今後かなり議論になりそうなレースでした。

 

ベッテルが終始ハミルトンをリードしてトップを守っていましたが

レース後半でコーナーをショートカット

芝生を横切ったため、壁にぶつからないようにコントロールしましたが、その際にハミルトンを壁に寄せてしまいます。

もちろん意図的ではなかったものの、スチュワードはベッテルに5秒ペナルティを与えました。

これにより2位でゴールしたハミルトンが優勝。

 

コースをはみ出したのはベッテルのミスで、この場合ルール的にはペナルティの対象となるようです。

しかし、ベッテルはショートカットでアドバンテージは得ていない。

見ている誰もが、川井ちゃんですら、あのペナルティおかしいんじゃないと思ってしまうような裁定でした。

 

ベッテルは当然激怒。

 

今シーズンメルセデスに圧倒されていたフェラーリが勝てるかもしれないというレースでしたが、手からこぼれおちました。

ハミルトンも、表彰台でベッテルを中央に乗せてあげていました。

故意に押し出したわけでもない動きにペナルティを課すのはやりすぎですね。ルールを改定する必要がある。

ベッテルはレース後の無線で「あれでペナルティならどこに行けばいいんだ」「僕には怒る権利がある」と言っていました。

 

 

そしてレッドブルですが、予想通り遅かった。

ガスリーに関してはルノー2台よりも遅いペース。

ストップ&ゴーで燃費もきついサーキットですから、当然パワーユニットの差が出た感じですね。

フェルスタッペンのペースはフェラーリメルセデスよりも1秒近く遅かったですね。

もうちょっとで周回遅れになりそうでした。

 

リカルドがボッタスを数周抑えていたのは素晴らしかった。

インディカー テキサス600 琢磨ピットストップミスで最下位

インディカーテキサス600

 

佐藤琢磨ポールポジションからスタートしましたが、最初のピットストップでオーバーシュート。

チームクルーを轢き、車を戻している間に周回遅れに。

 

とてもインディカーを長年やっているドライバーとは思えない、あまりにもお粗末なレースとなりました。

ディクソンとの競り合いだったので焦ったのでしょう。

 

このあたりが、チャンピオンを取るには詰めが甘い感じですね。

こういうミスはチームの信頼を落としますから、痛恨のミスどころじゃないですね。

ポールポジションから全てを一瞬で失う。

2019 F1 カナダGP予選 スピードトラップ・最高速比較。見えたホンダPUの遅れとルノーの躍進

カナダGP予選のストレートスピード。

 ロングストレートエンドに設置。

 

チーム ドライバー PU スピードトラップ
 フェラーリ  ベッテル  フェラーリ  333.3 km/h
 レーシングP  ペレス  メルセデス  330.9 km/h
 ルノー  リカルド  ルノー  330.7 km/h
アルファロメオ  ジョヴィナッツィ  フェラーリ  329.8 km/h
 マクラーレン  サインツ  ルノー  328.9 km/h
 トロロッソ  アルボン  ホンダ  328.4 km/h
 メルセデス  ボッタス  メルセデス   327.7 km/h
 ウィリアムズ  ラッセ  メルセデス  326.8 km/h
 レッドブル  フェルスタッペン  ホンダ  326.5 km/h
 ハース  グロージャン  フェラーリ  326.4 km/h

 

カナダではっきりしたのは、パワーユニットの序列は

フェラーリメルセデスルノー>ホンダ

ということです。

フェラーリはほぼ直線のセクター3でメルセデスを明らかに上回っていた。

逆にメルセデスはセクター1・2で稼いでいた。

ほとんどコーナーはメルセデスのが速かったのですが、全ての直線でフェラーリメルセデスを上回った。

 

そしてルノーのリカルドがガスリーを上回ったという事実。

車自体の速さはモナコでもわかっていたようにレッドブルの方が良いわけですが、パワーユニット、エンジンはホンダよりルノーの方が良いというのが判明してしまった形ですね。

 実はストレートスピードの最下位2人はクビアトとガスリー

 

カナダは典型的なストップ&ゴーですから、馬力がないとロングストレート以外の直線でもじわじわと遅れていくわけですね。

トロロッソがQ3に行けなかったあたりもパワーの無さを表しているような印象です。

最終的にはトップのフェラーリレッドブルは1秒近く差があったわけで、予選時はかなりの馬力差があるように思えます。

ホンダPU勢はロングストレートのあるセクター3が圧倒的に遅かった。

 

フェラーリメルセデスルノーも新しいスペックのPUを入れたことでPUの勢力図が今シーズンの開幕時よりもはっきりしたという感じです。

 

レッドブルのヘルムート・マルコが、「ホンダはイタリアでアップデートしたエンジンを投入する」みたいなことを言っていたようですが、これは遠回しの"ホンダへのプレッシャー"です。「早くエンジンのパワーを上げてくれ」という事。

 

 

 昨年のこの時期に、「レッドブルがホンダのPUを使うのは時期尚早」だという記事を書いたんですが、それが現実となってきましたね。

結局、ルノー使ってたほうがよかったじゃんという。

bettergear.hatenadiary.jp

 

 

 

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