F2のバーレーンラウンド、スプリントレースが終わり、ギオットが優勝しました。
注目のシューマッハは6位。
松下は12番手に終わりました。
今回、UNI(旧ロシアンタイム)とDAMSが非常に良かったので、今シーズンはこの2チームが強そうです。
松下はレース1もレース2も、タイヤを使いすぎてしまっていました。
スーパーフォーミュラの経験が悪い方向に作用しているとみられます。
スーパーフォーミュラと比べてF2のピレリタイヤはあっという間に摩耗してしまいます。スーパーフォーミュラの感覚だと、F2では負けてしまうでしょう。
いかにタイヤをセーブして速いタイムで走れるかというのがF2の勝利条件です。
今回、DAMSやUNIのセッティングが良かったので、この部分の不利はありましたが、チームメイトのデルトラや新人のシューマッハ等に大差で負けてしまっている点を考えると、松下の実力不足がうかがえます。
F1にステップアップするには、少なくとも毎戦のように3位以内に入れる実力が必要ですのでかなり厳しいといえます。
全体を見ると、ベテランのギオット、ラティフィあたりが速いですが、マクラーレン育成のセッテ・カマラも良い感じです。
もちろん、ベテランのデフリースも速さがあるのでマシンのセッティングが噛み合えば確実に上位に来そうです。