日本GPの予選が行われ、ルイス・ハミルトンが1分27秒319という驚異的なタイムでポールポジションを獲得しました。
2006年のミハエル・シューマッハが出した1分28秒954を1秒以上更新しました。
今シーズンの車は重量も重く、さすがに2006年の車ほどのダウンフォースはありませんが、当時は溝のあるタイヤだった事もあり、幅広でスリック、さらにスーパーソフトという組み合わせ、そして1000馬力近いメルセデスパワーユニットによってこの27秒台が叩き出されたというわけです。
フェラーリはメルセデスに圧倒された形で、27秒台こそ出したものの、手が届かないという感じでした。
フェラーリの車は中低速では速いですが、鈴鹿やシルバーストーンのようなハイスピードコーナーの多いサーキットではメルセデスの方がパワーでもコーナリングでも上回るという感じです。
おそらくレースでもメルセデスが有利でしょう。
ライコネンはグリッド降格のため、ベッテルはかなり厳しいレースになると予想されます。